萩中神社祭礼

haginakajinjasairei-1_160611
祭神を天照大神と豊受姫大神(別名・宇迦之御魂神)を祭神とする萩中神社の祭礼は2009年は8月22,23日に行われ、23日の日曜日午前8時から例大祭神事に続き安全祈願祭が催された。午前8時半、神社神輿が宮出しされ激しい神輿振りをくり返しながら18町会を巡行し宮入は午後4時半となった。宮入後、諸役の挨拶、三本締めがあり、稲穂を配布した後、直会が行われた。
萩中神社
巡行の安全を祈り切幣(きりぬさ)を神輿にかける
安全祈願祭
 
氏子による宮出し 参道上の飾り付けにつかえ担げない
神輿友好団体代表者たちを紹介し一同乾杯!
 
鳥居前で神輿友好団体へ引き渡し
 
萩中神社祭礼見学記(宮出しまで)  糀谷商店街を通り神社を訪ねたのだが朝早かったせいか街には祭りの雰囲気は無く、神社に着いても参道両側の露店は閉まったまま、拝殿前に大小神輿と山車が据えられているが人はチラホラ、どんなお祭りになるのかちょっと心配した。午前8時前、記念撮影が始まり関係者一同昇殿して例大祭式典が行われ、そのあと、神輿の前で安全祈願祭が始まる。お祓い、祝詞奏上、切幣、玉串奉奠と進み、祭礼委員長、巡行委員長、神輿会会長たちの挨拶がある。そして協力団体の紹介があったが、呼ばれた代表者たちが拝殿前に並ぶのを見て、その数の多さに驚く。代表者たちが並んだ所で乾杯となるのだが、気がついてみると、境内は何時の間にか溢れんばかりに混んでいて朝の心配が嘘のようだ。8時半、曳き太鼓、子供神輿、山車が出発し、そして氏子による鳥居までの宮出となるのだが参道の上の飾りつけが邪魔になり、まともに担げずに「運び出した」と言う感じの宮出しになった。鳥居を出たところで友好団体に神輿を引き渡す。
氏子町内を巡行する神社神輿。  担いでいるのは縦棒だけで横棒は空いている。天王祭の「二天棒担ぎ」のような独特の担ぎ方だ。
 
神輿を左右に大きく揺さぶる  巡行の途中、何回も神輿の左右揺さぶりを繰り帰す。縦棒だけで担ぐのはこの神輿振りのためなのだろう
 
町内巡行開始  鳥居前で氏子から引継ぎ、木が入り一本締めで神輿が上がるが担ぎ手は縦棒ばかりで横棒が空いている。不思議に思っていると、間もなく笛が鳴り神輿が左右に大きく揺さぶられる。横棒に人が居ないのはこの神輿振りのためのようだ。スサノオノミコトを祭る天皇祭では荒っぽく担ぐほどご利益があると、二天棒担ぎで神輿を大きく揺らすのを幾度も見たが、天照大神を祀る神社での神輿振りは初めてだ。この神社は羽田神社の兼務社だが、町内神輿の連合渡御で有名な7月末の羽田神社祭礼の神輿振りに見られるように、この地域独特の巡行形式なのだろう。真夏の猛暑のもと、かなりの体力消耗となるが、神輿の前後に大勢の氏子や担ぎ手を従えて初めて出来ることだ。神輿振りをくり返しながら氏子18町会を巡行するが町会は18あって1年ごとに偶数町会、奇数町会が交替で神酒所を出す決まりになっているそうだ。神社に戻るのは午後4時過ぎになる。
 
萩中神社神輿  台座2尺5寸(76)、昭和62年に浅草・宮本重義製作。浅草神社宮神輿と同様の形状で、延軒屋根・胴羽目木彫、勾欄造り、蕨手が屋根の下から延びている三社形と呼ばれる特徴ある神輿だ。
 
8月第4土・日曜日   萩中神社(℡ 03-3741-0564
              大田区萩中1-5-8 (京急線・糀谷)
この記事が気に入ったらシェア