鹿島踊

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この踊は小河内ダム建設で湖底に沈んだ集落の氏神、加茂神社及び御霊社の祭礼「祇園祭」に奉納されていたが、小河内水没後は小河内神社で行われている。江戸時代から祭礼のたびに、笛、大鼓のお囃子にのって、女装した6人の若衆が踊る珍しい舞だ。公卿の落人が村人に教えたとも、旅僧によって伝えられたとも言うが、京都の風情を歌った曲が多い。鹿島踊りの名称は、最初に舞われる「三番叟」の歌詞から来ている。国と都の無形民俗文化財。
あでやかな踊りさまざま  踊りは、 三番叟、鞠踊、月は八幡、コキリコ、浜が崎、さんころりん、小倉、かっこう、桜川、念仏、三拍子の十一曲、最初の三番叟と最後の三拍子は決まっているがその他の曲の順序は決まっていない。白地に赤日の丸の扇を持つことが多いが、ときには四手網、コキリコをもち素手で手拍子をするときもある。
 
 
出演者6人は女装した若衆  花のようらく(淡紫の布を畳んで頭に乗せ、その上に冠る天冠)、水色地にすすき、桔梗の裾模様のある振袖、猫じゃらしの帯、その帯の上に3人は白のしごき、他の3人は赤のしごきを腰帯にしめそれぞれに左方に結び下げて白足袋をはいた女装。いずれも保存会の人々。これに下方と呼ばれる囃子方、篠笛2人、太鼓2人が従うが、もとは更に大小の鼓と三味線が入っていたという。
 
9月15日   小河内神社(加茂神社、御霊社( 0428-83-2112、奥多摩町観光課)
         (奥多摩町くき沢、JR・奥多摩→バス・小河内神社)
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