奥多摩の「川井の獅子舞」

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近代的な立派な大橋がかかる川井の駅近く、登り口を上がってゆくと、「祭礼神祇国之大典」と墨書された2本の大幟が目につく。例大祭の三匹の獅子舞は舞台を兼ねた楼門をくぐった境内で奉納される。室町時代、尾張の国、津島牛頭天王を勧請した時、獅子舞の祖、山崎華角兵衛の子孫に伝授を受け、一時、衰退の時期もあったが大飢饉や水害で困った時祈願の「ささら獅子舞」が復興されたという。大正時代の末までは獅子が、行列を作り村内の各戸を回り悪病のおはらいをする「祈祷獅子」も行われていた。
「たんざく」を舞う 春たけなわの神庭で宮人が酒宴の最中、文武百官は和歌を詠んでは書いて花の小枝に短冊をかけ興じている場景をうかがう舞。大太夫の頭はねじり角で黒塗り、中太夫は真っ直ぐな角で黒塗り、雌獅子は角無しで赤塗り、花笠は女装した少年が勤め六角の花笠に赤幕を垂れる。
 
 
5月5日   八雲神社(℡0428832112奥多摩町観光課)
(奥多摩町川井、JR川井)
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