御会式

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10月12日は約700年前になくなった日蓮上人にお会いできるというお会式の日。幾十もの講中がマトイを振る、いなせな若い衆を先頭に、自慢の万灯を掲げ、うちわ太鼓を打ち鳴らして、次々に本門寺にねりこんで来る。万灯は層塔形式で灯がともり、搭上からは桜をかたどった紙の造花をつけた枝が四方に垂れ下がっている。この御祖師花を垂らすのは、上人が入滅のとき、邸前の桜が咲いた故事による。300年ほど前、講中の申し合わせで、まとい、万灯、うちわ太鼓を持って参詣することになって、年を追って盛大になり、今では45万人の人出を集める東京の名物となっている。
沢山の万灯が次々と  ドンツク,ドンツクの団扇太鼓の音に乗り、夜空にはえる万灯行列が続々と本門寺にねりこんでくる。
 
まといが先導  法被姿の若者がまといをふりまわし万灯を先導する。夜店が並ぶ池上の道は見物客で溢れ身動きが出来ない。
講中にはこんな若い女性達も  団扇太鼓でデイスコリズムを打ち鳴らし踊り狂う。
混雑する山門 参詣客でひしめき合い、混雑のため一方通行で帰りは他の出口からとなる。
 
 
池上の地名  池亀と書いたともいわれる。地名の由来は、千束池(洗足池)が本門寺のふもとまであり、その周辺の村であったからとする地形説と、当地の領主、池上右衛門太夫宗仲(鎌倉時代)の姓からつけられたとする姓氏説がある。
 
大田区の地名 区名案には東海・六郷・羽田・城南・京南・本門寺・臨海など多くの案が出されたが纏まらず、結局大森・蒲田両区から一字づつ取る折衷案で合意した。しかし多くの人は江戸にゆかりの太田道灌にちなんだ〝太田〟だと思っている。 
 
10月12日   本門寺(03-3752-2331
(大田区池上1-1-1、東急池上線・池上、都営浅草線・西馬込)
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