青梅大祭(山車まつり)

oumetaisai-1_160611
青梅の住吉祭りは、威勢の良い神輿でなく、揃いの半纏浴衣に紺の長股引、白緒の草履履きの若衆に引っ張られた12基の華麗な山車が青梅街道を練り歩く。午後からは、各山車が接近し、囃子の技量を競う「競り合い」も披露される。明治維新後、旧江戸市中では電線の架設で曳けなくなった山車を売りに出したが、丁度、綿に生糸を織り交ぜた「青梅縞」で景気の良かった青梅の町が、これを買い取り、憧れの天下祭りを再現したのが始まりという。当初は山車の上段に自慢の人形を飾って引いていたが、青梅の町でも電線が引かれるようになり、人形は各町の神酒所に飾られるようになった。
集まる人出は10万、西多摩、奥多摩きっての大きな祭りだ。
競り合い  青梅の駅前では2基或いは3基の山車が接近し、お囃子に合わせて白熱した踊りを競演しまた互いのお囃子の技量を披露しあう。
踊る青鬼  山車の屋台では賑やかな祭り囃子に乗って、「青鬼」「お多福」「白鬼」「夜叉」「ヒョットコ」「白狐」「獅子」などの面と衣装を着けた踊り手が乗っていてお囃子に合わせ踊り狂う。江戸時代、祭りと言えば山車が主役、青梅の山車祭はそんな江戸の祭の名残を今に伝える貴重な存在だ。
 

青梅の地名  青梅市にある金剛寺の「将門誓いの梅」は 平将門が訪れた際、馬のムチに使っていた梅の枝を地面に刺したものが根づいたと言われているものだが、この梅の実は季節が過ぎても黄熟せず、落実まで青く、このため「青梅(あおうめ)」と称せられ、青梅市の名称もこれによって付けられたという。

5月2・3日   住吉神社(042-822-1131市民会館)
(青梅市住江町12、JR青梅線・青梅
この記事が気に入ったらシェア