榊祭り

sakakimatsuri-1_160611
日吉神社の例大祭はその日の未明、榊神輿を担いで宮神輿の巡行路を清めるので「榊まつり」或いは「暁の祭り」と呼ばれている。明和年間(1751~71)関東一円に普及した農民一揆を鎮めるための世直し祭りがその起源とされ、都の無形民俗文化財に指定されている。榊神輿は深夜の町に繰り出され、明け方に神社に帰還するが、榊神輿が降ろされ社前に奉納されると、若衆が飛びつき、持ち帰ると幸福が舞い込むという御心筒の壮烈な奪い合いが展開される。御心筒が奪われると、今度は榊の小枝をもぎ取り、あっという間に榊神輿は丸裸にされてしまう。この祭礼では山車の巡行による奉納囃子も有名で加美町、奈賀町、志茂町でそれぞれ、十松囃子、神田囃子、目黒囃子が伝承されている。
榊神輿の出御  榊神輿は木枠の中に土俵を積み重ねて約6mの榊の大木を植え込み、これに台棒をつけたもの。榊の葉の一枚一枚に無数の紙垂れを結びつけ、大木の頂上には、紙垂れを束にして麻で結んだ「御心筒」と呼ばれる魔除けの御幣が立っている。榊は古来から神木として枝葉は神に供されており 祭りに降臨する神霊の目印となるもの。

拝島の地名 市内にある拝島大日堂・普明寺(ふみょうじ)は元は多摩川上流の日原村の尊像が、大洪水のため大神の中州に流れ着いたのを安置したのが始まりで、中州に打ち上げられた仏像を村人が拝んだことから、 拝島の地名が起こったという。昭島市の地名は郷地・福島など8村の合併で昭和町となり、これが更に拝島村と合併して合成された地名のようだ。

9月第3土・日曜日   日吉神社(℡042-544-0636
昭島市拝島1-10-19(JR青梅線、西武拝島線・拝島バス→拝島大師前)
この記事が気に入ったらシェア