天沼八幡神社祭礼

最近、本来の例祭日に近い土・日曜日を祭礼日に決めている神社が多い中で当社は祭礼日を9月25日、26日に確定している数少ない神社だ。今まではこの日、氏子6区町会で構成する天盛会が所有する町内輿を4年交代で担いでいたが、2009年からこの神輿を神社に奉納し宮神輿として初めて氏子町内を巡行することになった。25日は宵宮祭、浦安の舞が奉納され夜はカラオケ大会で賑わう。26日は10時から例大祭式典が行われ、午後1時に神社神輿が宮出しされ還御するのは午後7時になる。また、相模流里神楽が萩原正義社中によって奉納される。

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天沼八幡神社

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発御祭が始まる
神幸行列の出発
 
天沼八幡神社祭礼見学記  神社は青梅街道「荻窪駅前入口」交差点を北に入った突き当たりの住宅街の真ん中にある。石の鳥居、赤い鳥居が並び、参道は幟や祭り旗、祭り提灯で飾られ両側には夜店が並んで賑やかだ。神楽殿の前に「天沼八幡」の駒札が鮮やかな神社神輿が、ピカピカの装いも新たに据えられている。天盛会から寄付され今年から宮神輿となった神輿だ。神楽殿ではかなり達者なお囃子が祭り気分を盛り上げる。やがて神輿前に供物が供えられ、右側に総代達、神輿前に担ぎ手達が揃い、赤い衣装を着た宮司と薄緑の神官の司祭で午後1時から発御祭が始まる。形通りに式は進み宮出しは午後1時半近くになる。先頭は若者の錫杖2人、菅笠を被った総代達、花冠りに鈴を持った浦安の舞いの舞子さん?1人、そして白い大きな御幣に先導された神社神輿の順だ。背が高く屈強な若者揃いの担ぎ手が揃っているが、さすが平日だけに数は少ない。町内巡行は約6時間と長く、途中、坂道や担ぎ難い箇所に備えて台車を用意している。神社に戻るのは午後7時というが、いくらか涼しくなったとは言え、無事の巡行を祈る。
 
天沼八幡神社 「新編式蔵風土記」によれば、創建が天正年間、秀吉により天下統一が行われた時期だ。関東は小田原北条氏が秀吉に滅ぼされ、家康がこの地に移封され、江戸を中心として、関八州を支配下においた。この地の農民は自分達の団結と作物の豊作を祈念するための氏神の奉斉を考え、徳川家が源氏の出 ということから、鎌倉の鶴岡八幡宮の御神体を勤請して神社を創建したと思われる。この天沼地帯は徳川家の氏神である赤坂日枝神社の社領として社寺奉行の支配下にあり末社に日枝神社を奉斉している。
 
天沼八幡神社神輿の宮出し
 
8月25・26日(確定日)   天沼八幡神社(℡ 03-3398-2514  )
              杉並区天沼2-18-5(JR・丸ノ内線・東西線・荻窪)
 

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