梅郷の獅子舞

梅の名所・梅郷に170年程前の天保4年からこの地の守り神として崇敬の念を集めて来た三匹の獅子舞が保存されている。当初「村祈祷」と呼ばれ毎年7月17日に厄除けに舞われたが、現在は4月第1日曜日の三社祭典(秋葉神社、八幡神社、稲荷神社)に奉納されている。獅子舞は梅郷1・2丁目(旧下郷)自治会館庭先の獅子堂(舞庭)で舞われた後、秋葉神社に参詣し、「飛び込み」と称する各家を廻って祈祷を行い、八幡神社、稲荷神社を経て自治会館に帰着する。梅や桜の時期に重なるため村廻りする獅子舞一行にはまたとない美しい背景を演出する。

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獅子舞 獅子頭は黒塗りの太夫獅子、金頭のキリン獅子、赤頭の雌獅子。
獅子舞の構成は獅子三匹、ささら4人、棒使い4人、幣負い(ヒョットコ面を背負う)天狗(背中に天狗面、天下泰平の軍配を持つ)笛数人。
 
村廻り  自治会館での舞を終えて神社参拝と飛び込みに出発するが、一行が通る道の両側は一面梅林で、加えて桜も満開の時期で見事なシーンを演出する。
 
飛び込み  この獅子舞一行は三神社参拝の途中で、民家に土足のまま飛び込んで悪魔祓いをする。座敷に残された土などは取り除くと悪魔祓いにならないとしてそのままにしておく習慣がある。現在は座敷飛び込みは希望者だけで殆どが玄関先で済ます。この地域では「沢塞ぎ」(部落の境の沢に藁縄を撒く)という防ぎの行事も残されている。

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幣負い  長い竹竿に御幣をつけ、腰の辺りにヒョットコ面を。
 
軍配  表に天下泰平、裏に町内安全と書いた軍配を持って三匹の獅子とともに舞う。背中に天狗面を負う。

青梅の地名  青梅市にある金剛寺の「将門誓いの梅」は 平将門が訪れた際、馬のムチに使っていた梅の枝を地面に刺したものが根づいたと言われているものだが、この梅の実は季節が過ぎても黄熟せず、落実まで青く、このため「青梅(あおうめ)」と称せられ、青梅市の名称もこれによって付けられたという。

4月第1日曜日   秋葉神社(℡0428-24-2481青梅市観光課)  
(青梅市梅郷、JR青梅線・日向和田)

 

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