ぼんでん祭り

東向島白髭神社に古くから伝承されているぼんでん祭りがある。「ぼんでん」というのは御幣のことで隅田川畔に立てて水の神に水難除けを祈願するものだ。午前9時、氏子で組織されている11の図子(ずし=部落)の人たちが白髭神社に集まり、竹を切る、切った竹の先に割れ目を入れる、御幣を作る、作った御幣を竹に付けるなど図子ごとに手分けして氏子の数の1000本以上の「ぼんでん」を作る。出来上がった「ぼんでん」は神前に供えてお祓いを受け、各図子に持ち帰るが同時に近くの隅田川畔に行って神社と図子の数を加えた12本の大きな「ぼんでん」を立て五穀豊穣と水の害(洪水渇水)がないことを祈願する一帯が農村地帯であった頃の慣習だ。悪気をはらうというので端午の節句の早朝に行われる。

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隅田河畔にぼんてんを立てる  ぼんでん行列が到着すると各図子ごとにぼんでんを立てる。「本ぼんでん」には五色の御幣を立てた船を仕立てて隅田川に漕ぎ出し吾妻橋から上流の水神社まで巡幸し、氏子代表の若者が水に飛び込んで心身の穢れを清める華やかな船渡御がある。
 
大きなぼんでんを河畔に   神主を先頭に各図子の代表が大きなぼんでんを持って神社を出発、隅田川河畔を目指す。
 
ぼんでん作りの作業
(1)竹を同じ寸法に切る。
(2)切った竹の先に御幣をつけるための切り口をつける。
(3)白い半紙で御幣を作る
(4)「白髭神社」「ぼんでんまつり」と表裏に記された小さな札と御幣を切り口のついた竹の先につけて作業は完了。その数1050、時間は9時から10時半頃まで。それぞれの図子のお揃いのハッピを着て。

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向島の地名  江戸期によばれるようになった名で、浅草のほうから隅田川の向こうに広がるあたりをそうよんだことから始まる。東向島は昭和40年に、向島の中でも東側にあるということでこの名になった。

5月5日   白髭神社(℡03-3611-2750
(墨田区東向島3-5-2、東武伊勢崎線・東向島)

 

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