勝専寺の「閻魔詣」

正月の15日・16日と、地獄の釜のフタが開くと言われる盆の7月15日・16日はえんま様の縁日で、閻魔像を祀る寺では閻魔堂が開帳される。お参りすると、日頃の非を許してもらえる上に、万病に霊験があらたかであると、立ち昇る線香の煙を5体にあてて病気回復を祈願する人が多い。昔、東京でも方々のおえんま様のご開帳に縁日が立ち、この日は住み込み雇人の休日「薮入り」で境内には露店が賑やかに並び、小僧さん達の唯一の息抜きの場所だったが、今ではすっかり寂れてしまった。しかし地元の人に「赤門寺」の名で親しまれている、ここ勝専寺だけは、境内と山門前にずらり百数十軒の露店がひしめき、閻魔詣の昔の面影を残している。

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閻魔像  憤怒の形相の赤ら顔に、赤い道服をまとった、6尺あまりの閻魔大王が、五慾の濁世に罪を重ねる人間どもを見下ろす。像の開眼は寛政元年(1789年)将軍家斉の時代といわれる。

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千住の地名 喜暦2年(1327)、新井図書政次というものが荒川で千手観音像を見つけたので、この地を千手(せんじゅ)とよんだという。他に足利将軍善政の愛妾「千寿の前」の出生地であるとこらから千寿(せんじゅ)とな名付けたと言う説、千葉氏が住んでいたので千葉住村といったのを、千住村というようになったという説などがある。

1月・7月の15・16日   勝専寺(03-3881-2358
(足立区千住2-11、JR常磐線、東武伊勢崎線、地下鉄日比谷線・北千住)
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