ふせぎ大祭

清瀬市下宿の「円通寺」付近一帯の旧清戸下宿村に東京都の無形文化財に指定されている「ふせぎの行事」が保存されている。毎年5月3日、藁で大きい蛇と小さい蛇を作り、大蛇を旧村境の三叉路に立つ2本の木に架け渡し、小さな蛇は旧村境14か所に取り付けて、病気や悪魔の村内侵入を「ふせぐ」祭りだ。部落の人たちは円通寺の長屋門に梯子をたてかけ、その中段くらいに藁束をくくりつけ16メートルに及ぶ胴体を編んでゆく。また、別のグループは、蛇の頭、目、注連縄などをつくり最後にお寺の護符をつけて胴体に繋ぐ。出来上がった大蛇は部落の人たちが担いで旧村境の2本の木に注連縄のように取り付ける。この作業の後、寺に戻り直会をして祭りは終るが江戸時代から続いている行事で現在ふせぎ保存会によって継承されている。

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胴体作り  長屋門に梯子をかけ、16mに及ぶ
胴体を編んでゆく。この長屋門は1884年に建てら
れたもの。
 
蛇の頭に目玉をつける  
出来あがった大蛇を皆で担いで村境の大木まで運ぶ
 

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クレーンリフトの台車に乗って  以前は梯子だけで作業していたが今はこの通り。
 
村境の木に架けられた大蛇  旧清戸下宿村には13の組があり、色々な行事を月番制で行っていた。ふせぎの行事もその一つ。

清瀬市の地名  明治22年(1889年)町村制施行により、6つの集落(村)が集まり、神奈川県北多摩郡清瀬村として誕生したが、その時合併した集落(村)の中で、旧上清戸村・中清戸村・下清戸村に見られる清戸の「清」と柳瀬川の「瀬」を合わせたものだといわれている。

5月3日     円通寺(0424-91-0652
(清瀬市下宿2-521、西武池袋線・清瀬→バス台田団地行き・終点
 

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