三が日に招福猫児(まねぎねこ)を授与する豪徳寺の「初詣」

次第に少なくなってゆく正月のしきたりの中で初詣だけはますます盛んだが、ここ豪徳寺では三が日に「まねぎねこ」を授与する。

貧寺だったその昔、和尚が自分の食を割いて与え我が子のように可愛がっていた猫が、ある夏の日、鷹狩の帰りの武士を手招きして呼び入れ、それが彦根城主井伊直孝との縁のはじまりで豪徳寺の吉運が開け、井伊家の菩提所となり田畑の寄進を受けて一大伽藍となった。

猫の報恩招福の霊感に感じ入った和尚は猫の死後墓を立て、猫の姿形を作って冥福を祈ったがこれが招福猫児(まねぎねこ)として人々の信仰を集めている。


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郷土玩具、招福猫児

郷土玩具、招福猫児

家内安全、商売繁盛、心願成就と吉運が訪れるというご利益に惹かれ人々は一年の無病息災を祈願する。手招き猫人形の起源は定かでないが幕末に井伊直弼が大老になった頃から門前の茶店で売られていたらしいという。

世田谷の地名

古くは平安時代の文献にも見える名だ。往時勢田郷という村落で、その勢田のうちの谷地であったためについたという。江戸期には世田ヶ谷村として成立している。

豪徳寺の地名

町内に豪徳寺があり、また、それにちなみ小田急の駅も豪徳寺駅となっているので、この町名があてられた。

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子供やぶさめ

種類は8つ
300円から尺、5,000円まで招福猫児の大きさで値段が異なる。

豪徳寺山門から

豪徳寺山門から
寺の右奥桜田門の変で倒れた井伊直弼の墓が静かに立っている。

基本情報

日程: 1月1~3日
アクセス: 小田急線・豪徳寺駅
場所: 豪徳寺(世田谷区豪徳寺2-24-7)
連絡先: 03-3426-1437

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