東伏見稲荷神社春季大祭

全国約8万社の神社のうち、3万2千社もあると言われているのが赤い鳥居の「お稲荷さん」だ。その総本宮にあたるのが京都・伏見に鎮座する伏見稲荷大社で、全国の稲荷神社の殆どはここから勧請したものだ。関東地方の稲荷信仰者たちが、参拝に便利な東京に伏見稲荷大社のご分霊を奉迎してその御神徳に浴したいとの熱望が高まり、昭和4年、これに応じた京都伏見稲荷大社の協力で創建された全国で唯一の分社が東伏見稲荷神社だ。4月の春季大祭には国指定の重要無形文化財・松本源之助師がその社中と共に江戸里神楽を奉納する。

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江戸里神楽・奉幣の舞(ほうへいのまい) 神楽開始時に、幣帛(神様への捧げ物)を持って行う礼拝の舞。通常は神主か神楽の代表者が舞う。 国指定重要無形文化財・江戸里神楽土師流4代目家元・松本源之助師がその社中と共に奉納するが、最初に扇を持ち、後に幣帛と鈴をもって舞う。途中でひょっとこが出てきてひょうきんな仕草で間をつなぐ。民俗芸能である神楽は日本の祭りと共に育ち、各地方によって独自の流派が生まれ、江戸時代中期(1730年頃)に現在の江戸里神楽の形になった。神楽の内容は神話や神社の縁起にまつわるものが主だったが、「おかめ」「ひょっとこ」に代表される茶番風の滑稽なものが好まれるようになった。祭りの度に庶民の娯楽として演じられてきたが、神輿を担ぐにも警察署への届け出が必要等の法的規制もあって、近年、祭り自体が少なくなって演じる機会が減少している。


春季大祭
  京都伏見稲荷神社の唯一の分社の大祭と言うにはあまりに寥々とした淋しい祭りだ。境内に出ている露店は炭焼き団子の店と神棚や供え道具を売るいわゆる宮屋がそれぞれ1軒づつ。お参りする人も殆ど無く、神楽殿でお神楽が奉納されているが、国の重要無形文化財に指定されている神楽なのに、それを見る人も全く居ない。拝殿横の桜が、辛うじて花を残し大祭に彩りを添えている。
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東伏見稲荷神社  祭神は宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)佐田彦大神(さだひこのおおかみ)大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)。朱色の社殿が境内の緑に映えて美しく、新東京百景の一つに選ばれている。昭和4年に京都の伏見稲荷大社から関東の守護神として奉還された全国で唯一の分社。 3が日は100店ほどの露店が出店し、初詣参拝客は10万人を越える。
 
東伏見の地名  東伏見と云う神社名は、京都伏見から東に遷した神社と云う意味。御霊代が京都から着御と同時に西武線元上保谷駅が東伏見駅と改称され、其の後地名も東伏見となった。

 
4月10日   東伏見稲荷神社(℡0424-61-1125) 
              西東京市東伏見1-5-38(西武新宿線・東伏見)

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