日の出祭り

日の出祭りは御嶽神社の春の例大祭で、かっては日の出と共に行われていたのでこの名が残っている。御嶽平祭場での式典が終わり、奏楽、太管、法螺貝の音とともに「行列」が出発する。行列の中心はもちろん神輿だが、人々の注目を集めるのは鎧武者の1群だ。兜の緒も勇ましく、重さ20キロはある鎧兜をつけて、神輿を守りながら5月の花が咲き揃う山道を進むのだ。神社に着くと御神体が神輿に移され、あらためて行列が整えられ、社殿を3周して式典は終わる。神社には徳川初期の行列諸役の表が残っていることから、中世を超え、かなり古くから行われていたと考えられている。

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山道を行く行列  御嶽平(ケーブルカー山頂駅)を出た神幸行列は新緑の山道をゆっくりと登って行く。参道を祓い清めながら神官が先頭に立ち、続いて法螺貝、金棒、錦の御旗、奏楽、御盾、御獅子、御稲穂、御真榊、御飾榊、祭主、御太刀、御兜、太管、太鼓、鎧武者、御鉾の順。

行列の花形・鎧武者  御嶽山は、古代、ヤマトタケルが国家鎮護のために、自分の着ていた鎧兜を埋めた所という伝説があるが、畠山重忠の赤糸威大鎧(国宝)を始め数々の国宝,重文が納められている。

社殿を三周する神輿  行列が神社に到着すると、本殿から出御された御神体は、重々しい警蹕(けいひつ)の声とともに神輿に移り、あらためて列をととのえて社殿を三周する。神輿は五代将軍綱吉公が奉納されたもの。

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青梅の地名  青梅市にある金剛寺の「将門誓いの梅」は 平将門が訪れた際、馬のムチに使っていた梅の枝を地面に刺したものが根づいたと言われているものだが、この梅の実は季節が過ぎても黄熟せず、落実まで青く、このため「青梅(あおうめ)」と称せられ、青梅市の名称もこれによって付けられたという。

5月8日   武蔵御嶽神社(0428-78-8500
(青梅市御岳山176JR青梅線・御岳→バス滝本→御岳登山鉄道・御岳山)

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