かがり火祭り(庭燎祭)

東日本最古で、湯島天神、亀戸天神とともに関東三大天神と言われる谷保天満宮では800年昔から、かがり火を焚き無病息災を願う神事が続いている。11月3日の夕方6時に点火して2基の高さ3メートルに及ぶかがり火を焚き、大勢の氏子達が集まって、向こう1年間風邪や病気にかからないようにと、このかがり火に手や身体をあぶる。またこの夜に限り天満宮独特の「うそがえ」神事も行われる。新しく鷽を求め、昨年の鷽と取り替えることで、今年の凶は「うそ」となり吉にとり替わるという天満宮独特の神事だ。境内では「国立の自然と文化を守る会」による「煮団子」の無料振舞いがあり、11月初めの寒い夜空に人々の心を暖めてくれる。

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かがり火2柱  かがり火という言葉の響きよりどんど焼きの火祭りといった感じ。事前に消防署の人たちが周囲の木々に放水で延焼を防ぐ大掛かりなもの。この天満宮には全国でも珍しく道真、道武、2柱が祀られている。
 
郷土玩具として愛好家に集められる谷保天満宮の「うそ鳥」  鷽がえは東京では亀戸天満宮のものが有名で亀戸の鷽はヒノキの一刀彫だが、ここの鷽はホウの木、胴体が空洞になっていて中におみくじが入っている。やや太めで種類も多い亀戸のものに比べ谷保のは細くて長さ6センチのものが1種類だけ。谷保の鷽がえは江戸時代以後暫く途絶えていたが昭和45年頃復活した。
 
国立自然と文化を守る会による煮団子の無料振舞い お代わりを何杯もすすめてくれ、寒空に汗びっしょり。かがり火を始める頃は満員。
 
 

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谷保天満宮のうそ鳥

太宰府天満宮のうそ鳥

亀戸天神のうそ鳥

国立市(くにたちし)地名 昭和26年、村から町になる時、谷保村(やほむら)から国立(くにたち)町に。中央線の国分寺駅・立川駅の間にあって、両方の頭文字からつけた国立駅の名がそのまま町の名前になった。この地から新しい国が立つぞ、という願いもこめて

 

谷保の地名 鎌倉時代の後期には「谷保郷」という地名が成立している。本来谷保の「谷」は「ヤツ」で、湿地帯を意味し、この地域が水田に適した土地条件を持っていたことからも、稲作が盛んだったと考えられる。

 
11月3日   谷保天満宮(℡042-576-5123
(国立市谷保5208、JR南武線・谷保)

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