神楽始め

神田明神では毎年1月8日に社殿で新春の神事「神楽始め」が行われる。神楽始めは江戸時代から、神田明神だけに許された幻想的な神楽の舞で江戸時代は神職・巫女により奉仕されていたが、昭和に入り、国のj重要無形民俗文化財に指定されている若山社中に継承された。祝詞奏上が終わると小野雅楽会の演奏により男舞が始まり次いで「巫女舞」「翁舞」「巫女舞」「天狗舞」と続く。最後に氏子総代の玉串奉奠、そして宮司一拝があって神楽始めは終了する。

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笙、篳篥、竜笛に導かれて入場する、このあと、総代が着席して神事が始まる。
最初の舞いは男舞、手前の黄色の着衣の人は笛方
2番目と4番目の巫女舞、松の絵の大きな扇子をかざして入場する 
翁舞。五穀豊穣や天下泰平の祈祷として舞われる
天狗舞、最後の舞でこのあと総代の玉串奉奠があり神楽始めは終了する
 
江戸里神楽  江戸里神楽は現在の埼玉県の鷲宮神社のものがその源流とされている。17世紀後半に江戸に伝わり、江戸中期までは神職による神前舞だけだったが、その頃から「古事記」や「日本書紀」を題材とした物語のある里神楽が生まれた。それに伴って神職とは別に神楽師という職業が誕生し鷲宮神社から伝わったものを江戸の町の気風に合わせ、舞、衣装、音楽を変化させ江戸里神楽を作り上げ現在に至っている。江戸里神楽は神話にとどまらず、能・狂言・歌舞伎等の物語も取り入れられ演目としては、時代物、おかしみのある物、その他おとぎ話の物があり舞台には、特別な装置も照明も台詞も無い、面「おもて」を付けた無言劇だ。演奏されるお囃子は、伴奏としてだけでなく、情景描写、心理描写の役割を果たしている。舞事(まいごと)も能の舞とは異なり、動きは激しく歌舞伎のような立ち回りもあり、躍動的。始めは信仰的な色彩が濃くでていた里神楽だったが、現代においては、高い芸術性を持った江戸文化の一つの神社芸能として伝承されている。

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神楽始め参観記  御茶ノ水駅を降り神田神社まで背広姿が目に付いたが、神社に来て気がついたのだが、殆どの人が新春の商売繁盛祈願の初詣の会社員たちだ。例年のことだが拝殿前は何列もの行列が続き、拝殿内では昇殿参拝の組が後を絶たない。午後3時前に昇殿参拝は一時中止されて拝殿では神楽始めが始まる。大大鼓の合図で、雅楽会の笙や篳篥を先頭に一行が入場し、モーニング姿の総代会代表達が着席する。拝殿内は神楽始め見学用にたくさんの椅子席が用意されているが立見の人もかなり居た。午後3時に神事が始まり、一拝、修祓、献饌、祝詞奏上と進み、3時20分、いよいよ神楽が始まる。黄色い着衣の太鼓が向かって左、笛が正面手前に座っている。最初の神楽は「男舞」、舞人は左手前から登場し、左は太鼓の囃し方、右は総代たち、手前は座っている笛かたに囲まれたスペースで舞うのだ。次ぎは「巫女舞」、右手に鈴、左手に幣を持って舞う。3番目は「翁舞」、翁の面を付け刀と鈴を持って舞う。そしてもう一度「巫女舞」がある。最後は「天狗舞」、勢いよく舞うが途中で前に座っていた笛の人が立ち上がり天狗の槍を持つ。これで神楽始めは終了し、後、氏子総代の玉串奉奠があり、宮司一拝ですべてが午後4時に終了した。待ちかねたように昇殿参詣が再開され境内は神楽始め開始前と変らず背広姿の参詣客で賑わっていた。
 
1月8日   神田神社(℡03-3254-0753
             千代田区外神田2162(JR、東京メトロ・御茶ノ水)
 

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