釜鳴り神事

和銅2年(709)に創建され、通称八幡さまと呼ばれる御田八幡神社は交通の激しい第1京浜国道に面している一角を保っているが、昔は御田の名が示すとおり、田畑に恵まれた地域であった。この神社に、釜で蒸篭を蒸す際に出る音色の大小、高低、長短を聞いて、神官が種まきの時期や農作物の出来具合或いは、その年の吉凶を占うという古い神事が残されている。東北地方には未だ数カ所残っているが、東京ではこの御田八幡神社1社を残すだけだ。「今年は大豆を植えた方が良い」とか「小豆が良い」というように神官の託宣で決める古い形の占いの形式だが現在では景気の先行きを占っている。

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竈前で祝詞を  昔のアンカ風な竈に真っ赤な炭火を入れ、水の入ったお釜の上に注連縄を張った蒸篭を乗せる。宮司が祝詞をあげ他の神官が唱和しているうちに釜がウオ―ンと鳴り出す。釜鳴りの音を聞きかっての種蒔きの時期や農作物の出来の代わりに景気の良し悪しを占っている。
 

港区の地名  昭和22年に、芝、麻布、赤坂各区を合併してできた。東京新聞が募集した区名案には江戸城の南部を意味する城南区と東港区との案に絞られたが、東京都東港区では紛らわしいという理由で「東」をはずし港区とした。

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三田の地名  天皇家の御田、天皇家にささげる米を作っていた田であったためにこの名がつき「御田」が、時を経て「三田」へと変化したといわれている。他に御田八幡神社が三田の地名の由来とする説もある。
 
1月15日・5月15日   御田八幡神社℡03-3451-4687
(港区三田3-7-16、JR・田町、都営三田線・三田)

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