葛西おしゃらく

江戸川区葛西地区に東京都の無形民俗文化財に指定されている「葛西おしゃらく」が伝承されている。「おしゃらく」とは身なりを飾るお洒落な衣装の「しゃれ者」や「おちゃらけ者」或は「おしゃらく者」と呼ばれる「滑稽」とか「ひょうきん者」を含む芸能の総称で、お茶楽、お酒楽、お洒落などと書く。「おしゃらく」は雑多な性質を持つ芸能でその内容は流行歌、子守唄、数え歌、念仏歌、民話などから成立っており、念仏講の余興踊りに三味線が加わったものと言われる。昔、葛西地区は半農半漁地区で農民や漁民が仕事の合間に唯一の娯楽として歌い踊り、生活に溶け込んだものであろう。現在は葛西おしゃらく保存会によって葛西まつりや江戸川区民祭りで披露されている。

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葛西おしゃらく  葛西まつりでの出し物は、そうだよ節、日蓮記、新川地曳、白枡粉屋の4曲で、葛西おしゃらく保存会では毎月1回雷会館で稽古をしている。踊り手はもっぱら女性の役目、男性はもっぱら歌を歌う。

葛西(かさい)の地名  下総国葛飾郡南部のうち大日川(現在の江戸川)より西側の地域を葛西といった。平安時代末期に桓武平氏の内千葉氏の一派がこの地域に寄り、葛西氏を名乗った。葛西氏は源頼朝の蜂起に呼応してこれに合流し、後に東北地方の戦国大名となり、現在東北地方に多く見られる葛西姓の由来になっている。

10月第3日曜日   葛西区民館(℡03-3688-0431)
(江戸川区中葛西3-10-1、地下鉄東西線・葛西)
 
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