虚空蔵尊大祭(十三参り)

虚空とは、大空・空間のことで虚空がすべての物を包蔵するように、虚空蔵菩薩は、知恵・福徳・音声を広大無辺に授けるという。虚空蔵尊は「十三参り」と結びつて、子供が13歳より15歳までにお参りすると、福・徳・智慧が授かると言われ、また、丑年・寅年生まれの守り本尊としても知られている。毎年春と秋に大祭を行っていて当日は本尊の御開帳があり、護摩が焚かれ参詣人も多く訪れる。

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虚空蔵菩薩  虚空のように広大無辺の福徳、知恵を蔵して、衆生の所願を成就させるという菩薩。蓮華座に座り、頭に五仏の宝冠を頂き、容貌端正で、身に瓔珞をつけ、右に知恵の剣を、左に福徳の如意宝珠を持つ。「十三参り」と結びつき知恵詣とも呼ばれ、この日、13歳の少年少女が盛装して参拝し、13品の菓子を買って虚空蔵に供え、そのあとに家に持ち帰り、家中の者に食べさせる風習が残っている。
 
十三参り  生まれた年の干支が、初めて巡ってくる年(数え年の13歳)に行われるのが十三参りだ。数え年13歳の男女が、福徳と智恵と健康を授かるため、親子ともども虚空蔵菩薩にお参りする習わしで「知恵詣り」「知恵貰い」とも言う。当日女の子は、本裁ちの晴れ着に踊り華や、かかえ帯を結び、一人前の娘としての装いにする。男子は元服をする年にあたる。親子で参拝し、「知」「美」など、祈願する事柄を本人の自筆で一文字書いたものを供え祈祷してもらう。
 
養願寺 正安元年の創建と伝えられ、天台宗明鏡山善光院養願寺と号し、御本尊は虚空蔵菩薩を安置し、丑寅年生れの守本尊。本堂内陣に鎌倉時代制作善光寺式分身阿弥陀如来三尊が祀られ布袋尊が安置されている。
 
聖蹟公園内元気フェスタしながわ
新馬場北口通りフリーマーケット
 
盛りだくさんのイベント 虚空蔵尊春季大祭に合わせ、周辺の商店街で抽選会、物産市等の露店、フリーマーケットが出店、聖蹟公園内では盛りだくさんのイベントを開催し、終日賑わいを見せる。

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品川の地名  目黒川を昔は品河と言っていたことから始まった説、近接する高輪に対して、岬や山、谷があって品よき地形から品ヶ輪と言っていたという説、鎧に使う品革の染色職人がいたからと言う説、上無川(神奈川の語源)に対して下無川(しもなしわ)が略されて品川になったとする説など諸説あり。

 

虚空蔵尊大祭  東京で唯一の虚空蔵菩薩を安置する寺で、十三参りに結びつく祭りと聞き、さぞかし賑わうことと思い訪ねたが、全くの期待はずれだった。参道も含め十三参りらしき姿は全く見受けられず境内にも十三参りの文字すら無かった。東京には馴染みの無い行事である上に受験を控えた年齢ということもあって、この日十三参りに訪れた参詣客は一組だという。最近では子供の代わりに親だけがお札を受けに来る例もあるらしい。賑やかなのはボロ市風のフリーマーケットと聖蹟公園内内のフェスタだけで養願寺への参詣者は少なく淋しいものだった。
 
4月及び11月の第2土・日曜日   養願寺(℡03-3471-9224
品川区北品川2-3-12(京浜急行・新馬場)

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