くり祭

左右相殿に武蔵国内の著名な神社6所を合祀する大国魂神社の秋季祭は、六所宮代々神楽の創立を起源としていて、「くり祭」の別名がある。その昔、武蔵野の大地は栗の発育に適し、保存食として重要視されていた。ここでは上質の栗が採れることから毎年、徳川家に献納していたが、栗を取る時期と、代々神楽の時期が重なっていたため、やがて栗祭とよばれるようになったものだ。午前中、拝殿で代々神楽が、午後には神楽殿で秋季祭神楽が奉納される。夕闇が迫ると境内に260本の行灯が灯されるが、これは大正14年、代々神楽講員の奉納により始められたものだ。参道には栗祭の名にふさわしく栗市が立ち、また欅並木通りでは山車の競演が行われる。

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行灯が灯る境内  夕闇がせまる頃、境内には260個の行灯に蝋燭の火が入り境内は幽玄そのもの。行灯は当初、市内の子供達に奉納画を描いてもらっていたが、現在は府中文化団体連絡協議会による奉納画である。俳句連盟或いは長唄連盟などの絵や句或いは川柳などが目につく。大正14年から代々神楽講員の奉納によって始められた行事だ。
 
秋季祭神楽  28日の本祭には神楽は拝殿と神楽殿で1日中舞われる。神楽の起源は天照大神が天石屋に籠った故事に始まるといわれている。
 
山車競演  欅並木では山車が並び、賑やかなお囃子にあわせて舞い、大勢の参詣客の目を引いている。
 

栗市 参道に栗市の名にふさわしく栗の露店が立ち人気を集めている。
 
 
府中市の地名  名称は律令時代に武蔵国の国府が置かれた地であることに由来する。「府中」は国府所在地を意味する地名で、同名の市、広島県府中市が存在する。また、他にも地名の府中が各地にある。これらと区別して「武蔵府中」と呼ばれることがある。
 
9月27日・28日   大国魂神社(042-362-2130
(府中市宮町3-1-1、京王線・府中、武蔵野線・府中本町)

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