みそか市

大国魂神社はくらやみ祭りで有名だが、年末の最大のイベントは、大晦日に行われるみそか市だ。年越しの厄除け、厄払いに訪れる人も多く毎年多くの人で混雑する。いつ頃から始まったか定かではないが、江戸前期の頃から自然に出店が集まって成立したとされる伝統行事だ。以前は旧甲州街道及び欅並木で行っていたが、交通事情により現在は大鳥居から内側で行われている。神棚、注連縄等の正月用品を売る店が目立つが、近郷近在の農家相手に立った昔の市の面影を今に残している。

スポンサーリンク

アクティブコンディショニングEXハリ肌1ヵ月実感キット
参道は早やお正月
お先払いが奉納する「重さ150キロの鏡餅神輿」
 
宮屋とガサ屋  しめ飾りなどを扱うガサ屋、神棚とその供え道具を扱う宮屋が正月用品を扱うみそか市の面影を残している。
 
みそか市風景  旧甲州街道に面した大鳥居から随神門までの参道両側に主に正月用品を売る露店が並んでいる。正月直前に農家を相手に立った歴史のある市だが時代の趨勢は如何ともし難く最近まで出ていたという、竹製の笊や籠、臼や杵などの露店は見当たらなかった。例によって食べ物屋の店が多く午前中だったせいもあるが未だ店を開かずにテントをかぶせたままだ。ラッキーだったのは毎年恒例になっている「鏡餅神輿」に出会ったことだ。くらやみ祭りの「お先払い」をつとめる小金井講中が奉納するもので拝殿に飾られるのだが、重さ150キロ、米俵2俵を使って搗きあげた鏡餅神輿をお先払いの半纏を纏った年配の人たちが、如何にも重そうに担いで参道を練り歩いて来た。従う人たちが同じ釜で作られた小餅を道行く人に配っていたが、思いがけずわざわざ近づいて手渡してくれ「良い年を」と言ってくれたのには驚いた。来年はきっと良い年になるだろう。
 
12月30・31日   大国魂神社(℡042-362-2130
             府中市宮町3-1(京王線・府中)

スポンサーリンク

\ 旅好きの知り合いにシェア /

こちらの記事もどうぞ