中神の獅子舞

青梅線中神駅から10分あまりのところにある「はけ」の上に、創建が延文5年(1360)といわれる熊野神社が立っ。祭礼は毎年8月だが、4月にも「春祈祷」として獅子舞が奉納される。この獅子舞は北条氏照の時代に伝わったものといわれ、安政3年(1856)に原茂家の祖先が伊勢神宮参詣のおり大々神楽を習得して伝えたという記録が残っていて東京都の無形文化財に指定されている。宵宮に獅子庫から出された獅子頭は福厳寺と日枝神社で舞われ、その晩は「獅子宿」に泊まる。獅子宿は毎年交替で5自治会の持ち回り、2005年は西野家であった。本祭りの日、獅子舞一行は朝9時半、宿を出発し熊野神社に向かう。熊野神社では境内に設けられた舞庭で氏子安穏、悪霊退散、五穀豊穣を祈念して獅子舞が奉納される。

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中神の獅子舞道中  この獅子舞一行の行列を「道中行列」と呼ぶ。朝、獅子宿を出た道中の顔ぶれはは御祓い、幣追い、万燈、高張提灯、法螺貝、奉銭箱、太刀使い、棒使い、獅子、ささら、笛、歌方、呼び大鼓など。
 
棒使い  緑色の向う鉢巻、鼻筋に白粉を塗り、眉は太く描き、唇に紅、手には六尺の花棒を持ち、赤たすきを結ぶ。この花棒で地面を突いてはいけないとされ、立ち止まる時も足の甲に乗せて休む。小学2年から4年生が演じている。
 
獅子舞  獅子は大頭(だいがしら)中頭(ちゅうがしら)雌獅子の3匹、3匹とも顔は金色、顎に朱色の水引をかける。この水引は京都のどんす専門店で古い水引から忠実に複製したもの。衣装は藍染めに唐草牡丹を白く染め抜いている。

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中神の由来  村の真ん中に熊野権現社(現、熊野神社)があったからという。

昭島市の地名  郷地・福島など8村の合併で昭和町となり、これが更に拝島村と合併して合成された地名のようだ。

4月第2土・日曜日   熊野神社(℡042-544-5111昭島市広報課)
昭島市中神1-12JR青梅線・中神

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