幟祭

祭神「木花之開耶姫」(このはなさくやひめ)を祀る浅間神社では、7月1日に富士山の山開きの式典が行われるが、江戸川の浅間神社では、宵宮の6月30日に、1年おきに日本最大の幟を10本立てることから幟祭と名づけられている。幟は昭和初期に、昔の集落、5ブロックからそれぞれ各1対奉納されたものだ。当日は早朝から氏子総出で、太々と篆書体文字で書かれた大のぼりを立てて行く。浅間神社は1100年前の創建と言われるが、人力だけで幟を立てて行く様は、古代の巨大建築の様子を連想させ、その偉観は素晴らしい。区の無形文化財。

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幟を立てる あたかも綱引きのように左右に分かれて並んだ住民達は、威勢の良い掛け声とともに綱を引っ張り幟柱が次第に立ちあがって行く。幟柱は21メートルもある巨大なものだ。祭の起源は明らかでないが、文化文政期の頃は境内の到る所に幟が立っていたという。幟の先端に付いている笹竹や御幣は火除けや安産のお守りになると、祭りが終ると氏子に配られる。この季節は雨天の日が多く境内はどろどろになるため、「どろんこ祭り」とも言われる。

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幟柱の入場  あたかもお神輿のように氏子に担がれ水を掛けられながら威勢の良い掛け声とともに境内を練る。

篠崎の地名  確たる地名の由来は残されていないが、「篠竹が繁茂する出っ張ったところ」だ。太日川(江戸川の古称)が蛇行していて旧江戸川の流れで地図を見ようなら、現在でも篠崎地区は東へ大きく張り出しており、人々が初めてやってきたころの自然の佇まいからきたのだろうと考えられている。

6月30日   浅間神社(℡03-3679-6183
(江戸川区上篠崎1-22-31JR・小岩)

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