小野照崎神社お山開き

日本人の富士山信仰は古く室町時代からあつたが、富士登山は誰にでも出来ることではないので、富士神社や浅間神社を祀り人造の富士山を築いて登ることが江戸時代中期に非常に盛んになつた。現在、東京には50箇所近くの富士塚が残っているといわれるが、小野照崎神社の富士塚もその1つ。高さ約5㍍、文政11年(1829)に富士山から本物の溶岩を船で運んで築いたものと言われ、国の重要有形文化財になっている。富士山の浅間神社は7月1日に山開きの祭礼を行うが、小野照崎神社の境内にある浅間神社では6月30日に「お山開き」を行う。お山開きの祭礼が終ると神官を先頭に山頂に上ってゆき、山頂でお祓いや玉串奉奠の儀式を終え山を下った参拝者達は神酒を頂き茅の輪をくぐって災厄や疫病除けを祈る。

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六根清浄  生憎の天候のなか信者や参詣人たちが神官の後に従って富士塚を登っているところ。
 
下谷坂本の富士塚  本物の富士山から船で溶岩を運んだ富士塚で足元が悪く目の悪い私には登れない。途中五合目の道標なども見える。

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茅の輪をくぐる  お山開きと大祓いが重なり、富士塚を下った氏子や信者達は茅の輪をくぐって今年の後半の幸運を祈る。

下谷という地名 上野は小高い台地があり、そこに開けた村なのでその名がついたらしく永禄年間(安土桃山)には既にこの名が見える歴史ある地名だ。、その山の下に広がる谷地であることで自然に下谷という地名が広がったと考えられ上野とともに永禄年間に確認されている地名だ。

6月30日・7月1日   小野照崎神社(03-3872-5514
(台東区下谷2‐13‐14、地下鉄日比谷線・入谷)

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