納めの大師

弘法大師(空海)を信仰する大師信仰は、高野山信仰・四国八十八か所札所巡り・厄除け大師信仰などに代表されるように広く民間に広まっている。真言宗寺院では承和2年(835)に入寂した弘法大師の忌日である3月21日にちなんで毎月21日に弘法大師を供養する法会が行われ縁日が開かれるが12月21日はその年最後の縁日として「納めの大師」「終い大師」などとよばれて参拝客で賑わう。商売繁盛を祈願し、境内には熊手、だるまなどをはじめ様々な品を売る露天が立ち並ぶ。

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熊手市  本堂近くの境内に並ぶ熊手市
だるま店  1軒しか出ていないので市とは言えないね。
 
西新井大師  弘法大師が関東巡錫の途中、西新井を通った際に、本尊である観音菩薩の霊託を聞き、本尊の十一面観音を彫り天長3年(826)に寺院を建立したことに始まるとされる。江戸時代中期に建立された本堂は昭和41年に火災により焼亡したが本尊は難を逃れた。本堂は昭和46年に再建され現在に至っている。川崎大師と共に関東三大大師の一つに数えられ、毎年の正月には初詣の参拝客で賑わう。
 
自然食、健康食品の市  わかめ、おひたし豆、乾し小魚類、川えび、山くらげ、乾燥いも、黒糖、漬物などなど自然食、健康食品の店がずらりと市を作っているのも参詣者の年齢層を物語っている。
 
納めの大師風景  西新井駅で大師線に乗り換えたが乗客の殆どは年配の女性だ。朝10時前というのに参道には露天がずらり店を開いていて様々な品を売っている。食べ物屋は勿論出ているのだが目に付くのはわかめ、乾燥芋、川えびといった自然食、健康食の店の多さだ。子供は殆ど見当たらず年配者ばかりの客層がそうさせるのだろう。そして各店には結構人が群がっている。本堂近くの境内には今年最後となるだろう熊手市が開かれているが朝未だ早いせいか客数はイマイチだ。達磨市、羽子板市も立つというので期待していたのだが、達磨は店が1軒だけ、羽子板店は全く見当たらない。本堂の方に目を向けると参詣客は疎らで市だけが賑やかという感じだ。今年最後の縁日にお参りして皆満足そうな顔を見せている。
 
 
12月21日   西新井大師(℡03-3890-2345
              足立区西新井1-15-1(東武大師線・大師前駅)

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