山王稲穂神社祭礼

JR小金井駅北口から徒歩約10分のところにある山王稲荷神社は住宅地に囲まれた閑静な地域にあり例祭は毎年行われる。宮神輿は大小2基あり、12時半神社境内から出御するが大太鼓がお先払いとなり、賑やかな小金井囃子がしんがりをつとめる。当日の午後は歩行者天国になる小金井駅周辺は商店街で人出も多いので祭りの雰囲気は十分だが、閑散とした途中の住宅地では、江戸時代からの古い町の祭とも、また、小網神社のようなビル街を練る祭とも全く異なる独特の雰囲気だ。氏子町内を渡御して神社に戻るのは午後6時頃となる。

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山王稲荷神社  承応3年(1654年)500石の開墾に当り、新田の守護神として江戸麹町山王宮より勧請創祀した神社で下小金井新田(現本町)の鎮守であった。祭神は大山咋神(おおやまぐいのかみ)「咋」は「主」の意で山林の主であるとともに地主神として崇められる。近江の総本社日吉大社、京都の松尾大社、東京赤坂の日枝神社と同じく国家、国土、産業を掌り開拓と酒造りの神とされる。
 
宮出し  お先払い払い太鼓が鳴り響く中、宮出しが始まる。
お先払い太鼓は昭和25年作のケヤキくり貫き胴だ。宮神輿は2基あり、駒札に「山王講」とあるのは昭島市玉川の飯野仁十郎の作。周辺事情の変化で担ぎ手の若者が不足し、八王子など近辺都市の助けを借りている。駒札に「山王」とあるのが俗称若山王と呼ばれている小神輿で本来は子供神輿だが担ぎ手不足で今は大人が担いでいる。昭和16年、紀元2600年記念に作られたもので永年倉庫に眠っていたが千葉刑務所で格安の修理(300万→150万)を行い最近再デビューした。しんがりをつとめるのが市の文化財

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閑静な住宅街を進む神幸行列
小金井囃子
 
 
小金井の地名  市の南に流れる崖下の湧水に由来すると言われている。金井の「井」は井戸を意味し、昔は湧水のことを言った。「小金」は黄金(こがね)に通じ、水に乏しい武蔵野の原野において、んこんと湧き出る清水は、まさに”黄金の湧水”すなわち小金井であったという。
 
山王稲穂神社   5月第4週日曜日(℡042-381-2930
(小金井市本町5-41-36JR中央線・武蔵小金井)

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