関のボロ市

武蔵関本立寺(ほんりゅうじ)で今年最後のお会式が行われる日に当寺の周辺でボロ市が立つ。この市は安政年間(1854~59)から続いていると言われ「関の市」或は「農具市」とも呼ばれていた。かってはこの近辺はネリマ大根に代表されるように農業地帯だったので、農機具や古着、古道具などの露店が並び「関のボロ市」と呼ばれて近在近郷の農家から大勢の人たちが集まり、かっては小型のサーカス、見世物小屋もかかりその賑わいは遠く東京まで知られていた。最近は付近には農家も殆ど見られなくなって、いわゆるボロ市らしい店は殆ど無くなり、お会式の客目当ての食べ物屋の屋台が駅から寺までの道の両側に無数に立ち並ぶ。わずかに駅近辺に熊手や鍬の新品農具、桶や臼、杵、俎を売る店が2~3軒出ていてその面影を残している。

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僅かに残るボロ市の雰囲気  本立寺までの道の両側は無数の食べ物屋の屋台が並び、こんな農具を売る店を探すのに一苦労だった。
 
刃物、ざる、桶などを売る店  参詣客は皆食べ物屋に向かい、このような店を訪ねる人は少ないのだが、このご夫婦は大枚6000円を出して刃物を買っていた。

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臼と杵を売る店  「関のボロ市」の幟や本部があるのだが、何処で行われているのか誰も知らない。やむなく本部の人と交通整理のお巡りさんに尋ねたところ駅の近所にそれらしい店があるとのこと、やっと見つけたのがこの店だ。今頃、家庭では全く使わなくなった餅つきの臼と杵だがこんなところで「ボロ市」の面影を残していた。
 
12月9・10日   本立寺(℡03-3920-1384
(練馬区関町北4-16-3、西武新宿線・武蔵関)
 

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