太々神楽

品川神社の太々神楽は慶長5年、徳川家康が関が原の戦いに出陣の際、勝利を祈願して奉納したものと伝えられている。笛、大拍子、大太鼓による品川拍子と呼ばれる独特の拍子にのって、五穀豊饒、悪疫退散、無病息災などを祈願して舞われる。装束、面は徳川幕府寄贈のものだが、現在は新調したものを使っている。保存会が結成され、神楽師、間宮和麿師の指導のもと継承されているが、古風を残した神楽として、東京都の無形民俗文化財に指定されている。品川神社の大々神楽では現在12座継承されているが、春の大祭では矢天狐(やてんこ)の舞、青白幣帛(せいはくへいはく)の舞など6座が奉納される。

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花鎮(はなしずめ)の舞  春の大祭は「桜花春鎮め」の祭で、花童子が無病息災を祈願して桜の花を献じる優雅な舞。
 
稲荷の舞  稲作の豊穣を祈願する舞で、三光尉の面に烏帽子、狩衣の稲荷神が春には籾を播き、夏には苗を植え、秋には稲を刈って豊作を感謝する。
 
青白幣帛(せいはくへいはく)の舞青い幣帛と白い幣帛を持った舞人が四方の神々に幣帛を捧げて、五穀豊饒を祈願する連れ舞。
 

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四方拝  拝殿の四方を祓い清める舞で神楽を奉奏する際に必ずはじめに舞う。品川神社は徳川幕府と関係が深く天下一嘗めの面や翁面など神面二面の他、神楽装束や面の寄贈を受けている。
 
矢天狐(やてんこ)の舞 天狐が青龍・朱雀・白虎・玄武 の矢で四方を射て邪を断ち、最後に金の矢で天を射て邪を祓う舞。(写真は朱雀の矢)

品川の地名  目黒川の古名が品川と呼ばれていたとする説と、上無川(神奈川の語源)に対して下無川(しもなしわ)が略されて品川になったとする説など、諸説ある。

4月15日(を過ぎた最初の日曜日)   品川神社(03-3474-5575
(品川区北品川3-7-15、京浜急行・新馬場)
 

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