白酒祭り

この祭の起源は古く、本来は村方中心の祭事だったもので、10日あまりをかけ神社の裏を流れていた荒川の水を使い、白酒を醸して熊野神社に奉献した後、短冊型の切り餅と共に村人にも供していたので「白酒祭り」の名が付けられた。経済情勢の変化で、昭和の初め頃より熊野神社の年中行事に加えられたが、この祭の特徴は葦簀一枚に白紙をはりつめ、丸の中に「鬼」と書かれた的を弓矢で射る、御歩射(おびしゃ)の儀式だ。射手は2人で、それぞれ2本射るが矢が鬼の字の中央に当たると鬼を退治し、一年の災厄が払われ五穀豊穣が約束されると言い伝えられている。当日は、昔から伝えられている「白酒の唄」「白酒節」が地元の婦人会によって披露され、観客には短冊形の切り餅と白酒、甘酒が振舞われる。

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「鬼」を射る  総代2人のあと、来賓や飛び入りも加わり御歩射を試みるが、的に当たる度に観客から拍手と歓声が送られる。
 

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白酒節、白酒の歌を披露する地元婦人会→    「年に一度のさよ 白酒祭りで 鶴が弓ひきや亀はやす 亀はやす」 昔、白酒つくりや直来の席で歌われたもの。
白酒を振舞う  昔から白酒は邪気を払うという言い伝えがあり武者も先陣出る時に飲み出発した。白酒とともに甘酒も振舞われ、参加者全員に短冊形切り餅が渡される。

志茂の地名  地名は岩淵下村の意。岩淵宿の川下にある村の位置関係を表したもので、室町時代からそう名乗ったようだ。その下村が王子区の成立で町になったとき村の字に「志茂」があったのでそれを採用した。

2月7日   熊野神社(03-3902-2140
(北区志茂4-19-1、地下鉄南北線・志茂)
 

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