祖師谷神明社例大祭

祖師谷神明社の例大祭では毎年ウルトラマン商店街の勇壮な神輿練りが呼び物になっているが、祖師谷大蔵はウルトラマンを生んだ円谷プロ誕生の地ゆえに名付けられた商店街名だ。宵宮は土曜日で祖師谷囃子が奉納される。大祭の日曜日は正午から役員の挨拶などの後、子供達が引く大太鼓、 祖師谷囃子の山車とともに神輿の渡御行列が12時半に宮出しされ、根ヶ原台、西台、ウルトラマン広場各神酒所を経て夕方7時に宮入りする。

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祖師ヶ谷大蔵駅前のウルトラマン立像
輿守の背に「神」の大きな字が染め抜かれている
手に持つ赤い団扇には大黒様と福の字が

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祖師谷神明社例大祭  祖師ヶ谷大蔵駅を降り立つと先ず目に入るのがウルトラマンの立像だ。2005年に祖師ヶ谷大蔵駅を囲む3商店街が一緒になり、ウルトラマン商店街と名付けられたのだが、此処はウルトラマンを生んだ、円谷プロの誕生の地でウルトラマンにはゆかりのある土地柄なのだ。その商店街を北に進み祖師谷団地を過ぎて城南信金を左折して暫く進むと神明社があるのだが結構な道のりで、狭い道幅を車が通るので落ち着いて歩けない。鳥居をくぐると狭い参道に露店が軒を連ね、その奥に神殿がある。正午からの式を待ちかねた人たちがあちらこちらにたむろしているが、珍しかったのは黒の烏帽子に白装束を着た輿守たちの背に「神」の大きな字が染め抜かれていることだ。手に手に持つ赤い団扇には大黒様と福の字が描かれている。この輿守たちは宮神輿を警護する役目だそうだ。
 
宮出し  正午になり総代長、輿守の代表者、囃子会の代表者の挨拶、応援睦の紹介があって、お神酒が配られて各自でお清め、そして神輿庫に納まり既に御霊を移された神輿が神殿前に運ばれる。12時半大大鼓の合図でお囃子が賑やかに奏される中、神輿長の拍子木に合わせて手締め、神輿が上がるが境内を練った後、参道を進み鳥居をくぐって、町内巡行が始まる。渡御の途中に神輿にお賽銭が投げられその額は相当なものという話しを聞いたが、これも珍しいことだ。巡行の山場はウルトラマン広場の神輿練で大勢の観客に囲まれ、提灯を灯した神輿が練られる様子は一見の価値があるという。神社神輿は台座2尺4寸(80)昭和3年、浅草・平川商店によって作られた延軒屋根、勾欄造りの神輿だ。
 
祖師谷神明社  祭神、天照皇大神、創立・由緒・沿革は不詳、古老の口碑によれば、正平年間(1346-69)新田義興・義宗が足利尊氏を討つべく、各所に戦い勝に乗じて逃げる敵を追いかけ、この地に来た時、小祠があり祭神が天照皇大神と知り、「吾が憩いたるは皇祖の吾を助くるものなり」と戦勝を祈願し、甲冑一具を献じ、兵を励まして出発したとある。その後、村民崇敬し年とともに栄えた。本殿内部の左に旧熊野神社の八相殿の祠が祭られており、また、延享2年の銘がある石灯籠は旧熊野神社のものと言われている。旧熊野神社は明冶43年に神明社に合祠されたがかっては現在の神明社と旧熊野神社は一年おきに祭礼を行なっていたという。
 
 
 
10月10日前後の土・日曜日   神明社(℡ 03-3482-0128
          世田谷区祖師谷5-1-7(小田急線・祖師ヶ谷大蔵)

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