諏訪神社の「板橋の田遊び」

「板橋の田遊び」として北野神社のものと共に国の重要無形民俗文化財に指定されているが、もがり内行事が主となっている北野神社の田遊びに対し、村廻りや「左議長」など、もがり外の行事が多い。夜、祭りに奉仕する役人達が神官宅の座敷に並び人員調べが終わってから祭礼に入る。前庭での神輿の御霊移しが終わると村廻りの行列が出発し、途中、槍つきの儀式などがあり、行列が社前に戻ってもがり行事となる。祭がたけなわになる頃、境内に積み上げられた「どんど焼き」に火が入れられ寒空に炎々と燃え広がる。

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村廻り行列  提灯、錫杖の先導、太鼓の後に天狗、神輿、笛が続き、行列は隋神門、二の鳥居を通るが、これはかって村中を廻った名残と考えられ、村から悪疫を退散させ、村の繁盛と子孫繁栄を祈願する行事と見られる。
 
天狗の舞  村廻り行列が神社に戻って来ると天狗の舞によって悪疫、悪霊をかみ殺し道中行事は終わる。「もがり」の周囲には注連縄だけの北野神社とは違い花篭、梵天、日月鉾、破魔矢、たいまつ、神旗などを結い飾り、もがりの右手には神輿を据えている。
 
役人達の集まり、御霊移し 祭りの奉仕する役人(村人)が神官宅の座敷に座して人員調べ、迎えられた神官が座につくと沢庵一切れづつが配られ、神官は本殿で前庭神輿に御霊移しを行う。この式が終り行列が始まる。

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田打ちと左議長(どんど焼)  もがりの中では田打ち、その後に昨年祀った神仏器具、雛人形、縁起だるま、などを円錐形にうずたかく積み上げ、その最上部に前年使用した「よねぼう」を置き点火したどんど焼きが行われている。
 
よねぼう  田植えがおわると藁で拵えた男性像「よねぼう」が五穀豊饒、子孫繁栄を願うシンボルとして登場する。

大門の地名  3代将軍家光は、鷹狩りのたびによく三宝寺で休憩した(徳川実紀)。だから三宝寺の山門を御成門(おなりもん)と呼ぶ。地名の大門は、その御成門に由来する。中世石神井城の大手門に起こるという説もある。  

2月13日   諏訪神社(03-3938-6400
(板橋区大門11-1、東武東上線・下赤塚)
 

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