灯ろう流し

水難者の霊を慰めるため川や水辺に施餓鬼壇を設け飲食物を供えて読経し、灯ろうを流す「川施餓鬼」は古くからの仏教行事で、東京でも「隅田川川せがき」が8月に行われている。「川施餓鬼」に行われる「灯ろう流し」は、死者の霊名を記した小さな灯ろうに火を点じて川や海に流すものだが、この信仰行事を背景に、水面に映る灯ろうの灯りがいかにも風情があるので、最近では夏の風物詩として納涼祭や観光事業として行われるところが多い。東京では千鳥が淵や不忍池で行われるものが知られており、いずれも区や観光関係団体が開催にかかわっている。

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千鳥が淵の灯ろう流し  午後六時半過ぎから乗船開始、乗船者は予め葉書で申し込んで当選した人達だ。7時10分頃、キャンセル待ちの人たちの乗船が終ると、花火を合図に水上に設けられたかがり火に点火され、同時に各ボートから灯ろうが流される。暗い水面に灯りをともした灯ろうが流れて行き、その光景は美しい。暫くすると各ボートから小皿かがり火が流され、またボートによっては用意してきた花火が水面を彩る。千鳥が淵の灯ろう流しは、1958年に始まり、今年で49回目。全くの納涼祭で仏教行事の面影は無い。ボートは3人乗り80艘限定、料金は灯ろう込みで1000円。
 
かがり火がたかれ、水面には700個の灯ろうが流される。
花火を楽しむ人も

九段の地名  宝永6年(1709)、御用屋敷の長屋を9段階段状に建て、九段長屋と称したことに由来する。このため飯田坂といっていた坂を九段坂とした。急坂であったが、関東大震災後に復興整備の際、現在のようななだらかな坂に変わった。

 
ボートから灯ろうを流す
千鳥が淵の灯ろう流し
 

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不忍池の灯ろう流し
 
不忍池弁天堂  寛永2年(1625)天海僧正は、比叡山延暦寺にならい、東叡山寛永寺を創建した。天海僧正は、松山藩主水谷伊勢守勝隆とはかり、不忍池を琵琶湖に見立て、竹生島(ちくぶしま)に因んで、池中に中之島(弁天島)を築き、のち竹生島の宝厳寺の弁財天を勧請し弁天堂を建立した。
下谷仏教会の主催で行われ、受付に故人の姓名または戒名を書いて申し込むと、僧侶達が弁天堂で供養を行い、僧侶達の手で不忍池のボート場で灯ろうを流す。2006年は生憎の雨で灯ろう流しは中止され、不忍池湖上でのお焚き上げとなった。
 
不忍池の灯ろう
不忍池湖上でのお焚き上げ
 
7月13日   千鳥が淵(℡03-3264-2111千代田区役所)
(千代田区九段南、三番町、地下鉄東西線、半蔵門線、都営新宿線・九段下)
7月17日  不忍池(℡03-3832-0084、上野観光連盟)
(台東区上野公園、JR,地下鉄・上野)

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