佃の盆踊り

信仰に厚い佃島の漁民が、7月の盂蘭盆に河岸の欄干場に提灯を連ね、老若男女が踊り明かして祖先の霊を慰めた念仏踊り風の盆踊りが今なお伝承されている。「秋の七草」をはじめ独自の歌詞を独特の節回しで歌い、櫓に据えられた太鼓のゆったりしたリズムに合わせて、櫓の周りを右回りに踊って行く。明暦の大火で焼失した築地本願寺再建のため、江戸市中を踊り回って浄財を集めた歴史を持ち、江戸名残の郷土芸能として都の無形文化財に指定されている。

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佃の盆踊り  ここ佃では太鼓に合わせ、独自の歌詞をゆっくりした調子で歌い、切れ目に踊手が「ヤートセ、ヨーイヤナ、コラショ」と合いの手をいれる。歌詞の代表的なのが「秋の七草」。恋に桔梗は色よい仲よ、萩はねみだれて錦の床よ、おみなえしで風くねるまで・・・。日が落ちると櫓の太鼓が鳴りだし、これに合わせて子供達の踊りが始まる。子供達に続き娘達が、そして大人達が輪に加わる。
 
月島の草市  盆踊り会場に程近い月島では草市が。本来、草市は旧暦7月12日夜から13日朝にかけ盂蘭盆に仏前に供える草花や供え道具の品を売る市だが、今では殆どが食べ物その他の露店ばかりで、草花を売る店は探すのに一苦労。それにしてもここの草市は大変な賑わいだ。
 
施餓鬼壇 町の何箇所にこの地に流れ着いた無縁仏の霊を慰める施餓鬼壇が設けられている。
 
 
佃の地名  天正18年(1590)家康が関東下降の際、摂津の国佃村の漁夫33人が江戸に移り、正保2年(1645)現在の地に百間四方の土地を埋め立てて築島し永住することとなり、故郷に因んで佃島と名づけたのが起こり。
 
7月13~15日   旧渡船前広場03-3546-6525中央区観光協会)
(中央区佃1-2、地下鉄有楽町線、大江戸線・月島)

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