つつじ寺の火渡り祭

境内斜面に広がる約1万7000本の赤、白、薄紫など、色とりどりのつつじの美しさは見る人を圧倒する。その塩船観音で毎年火渡りの荒行が行われる。積み上げられたナラ、ヒノキ、杉葉、護摩木の前で、弓矢を四方に放ち、まさかりで邪気を切るなど、色々な儀式が行われた後で火が移される。もうもうと噴き上げる青色の煙が一面のつつじの色をかき消すが、火がおさまってくると、トップバッターの山伏がエイとばかりに、気合をかけて素足で通り抜ける。

スポンサーリンク

観音堂を囲む色とりどりのつつじ  東京随一のつつじの名所で毎年大勢の観光客を集める。周囲の地形が小丘に囲まれ、船の形に似ていることから、仏が衆生を救おうとする大きな願いの舟である「弘誓の舟」になぞらえ、塩船と名付けられた。例年、必ずしもつつじ満開の時にぶつかるわけでもないのだが…。咲き揃うつつじと火渡りの組み合わせが面白い。

スポンサーリンク

塩船の地名  由来は、天平年間(729~749年)に高僧・行基菩薩が関東巡錫の折り、当地に立ち寄り、周囲が小高い丘に囲まれて船の形に似ているところから、仏が衆生を救おうとする大きな願いの船である「弘誓の船」になぞらえて、この地を塩船と命名されたと伝えられている。

 

青梅の地名  青梅市にある金剛寺の「将門誓いの梅」は 平将門が訪れた際、馬のムチに使っていた梅の枝を地面に刺したものが根づいたと言われているものだが、この梅の実は季節が過ぎても黄熟せず、落実まで青く、このため「青梅(あおうめ)」と称せられ、青梅市の名称もこれによって付けられたという。

5月3日   塩船観音寺(0428-22-6677
(青梅市塩船194、JR青梅線・河辺→バス塩船観音入口)

スポンサーリンク

\ おともだちにシェアお願いします /

こちらの記事もどうぞ