谷戸三輪神社例大祭

三輪神社の祭礼は毎年9月第1週の土・日で、式典は土曜日午前11時から行なわれる。神社前通りは露店が出て混雑し境内では両日とも演芸大会などもあって賑わうが、メイン行事は何と言っても宮神輿の渡御だ。土曜日の午後1時から子供神輿と山車が出御し、午後5時には大人神輿が宮出され町内を巡行して8時半頃神社へ戻る。氏子町は三輪・鶴渡・邦西の各町にまたがるが、日曜日は午前9時半に子供神輿と山車が発御し、大人神輿は午後1時に大森西7丁目邦西町公園のお仮屋を出て、流し踊りを先頭に商店街などを巡幸し、途中休憩を挟みながら午後5時に宮入りする。宮入、宮出しはいずれも地元氏子によって担がれるが、近隣町会から多数の応援を得て賑やかに渡御する。

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三輪神社  神社由緒によれば、地元で『でえろくさま』と親しまれた三輪(谷戸三輪)神社、地名にちなんだ谷戸三輪神社は、江戸初期の小さな祠が始まりである。大国主命を勧請して第六天社(古代インド神話に出てくる魔王。のちに仏教守護の神となる)親しまれた。西大森村の鎮守となり村人の崇敬を集めたが、明治7年の神仏分離により三輪神社と呼ばれるようになった。神社には珍しい北向きの社殿を持つ、太平洋戦争で消失したが、戦後すぐに氏子達の努力により再建された。戦災のため狛犬は戦後のものである。氏子は旧大森4、5丁目、堤方町の一部、三輪町会、邦西町会、梅屋敷町会。戸数1500戸。
 

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三輪神社の宮神輿  「吹き返し」を大きく立ち上げて居るせいか、神輿庫に鎮座していた時はとても台輪2尺4寸とは思えないほど大きく見えたが、原さんの「宮神輿名鑑」にも載っていて、16代浅子周慶が昭和15~16年頃に作ったといわれる気品のある傑作神輿だ。担ぎ方は「城南担ぎ」で無く江戸前担ぎだ。
 
宮出し、神楽殿で谷戸囃子が流れる中を境内を練る 
鳥居をくぐり神社前通りを行く 
賑やかな大森町商店街を元気良く
 
お囃子に先導されて
 
谷戸三輪神社のお祭り  神官によるお祓い、祝詞奏上、祭礼委員長の挨拶、神輿責任者からの注意事項など宮出し式が終わり神輿の無事巡行を祈り乾杯、そして木が入り神輿が立ち上がる。神楽殿では谷戸はやしが賑やかに奏される中、境内を練り鳥居をくぐって町内巡行が始まる。神社前の通りは露店も出て親子連れや若い人たちで一杯だ。神輿はお囃子に先導され、近隣の大勢の担ぎ手たちを従えて進むが、「さわやか信金」の揃いのはっぴを着た応援も交じり、お巡りさんの交通整理に助けられながら、やがて大森町商店街通りに出て行く。纏まりの良い地域性もあるのだろうが、いかにもわが町のお祭りといった、ほのぼのとした感じのする好感の持てるお祭りだ。
 
9月第1土・日曜日   三輪神社(℡03-3765-9013
大田区大森西5-18-5(京急・大森町)

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