代々木餅搗き

古来、餅は神の霊力が宿るものとされ、祭り事には欠かせないものであった。餅を食べて新しい活力を得るために、氏子や村人が集まって餅を搗く習慣は各地にある。日本人が餅を食するのは正月に限らず、五節句をはじめ物日には必ず餅を搗いて供えたり食したりした。餅をまくのは家内に米が満ち溢れるという古い信仰によるものだ。代々木八幡宮の境内で行われる餅つきは室町時代から続いているもので、現在は代々木餅搗保存会によって伝承されている。杵を持った数人の搗き手が餅つき歌に合わせ、ぐるぐる廻りながら、かわるがわる餅を搗き、搗きあげられた餅はその場でお供え餅にして神前に供え、見物人にはからみ餅にして配り、残りは節分の日に参詣人に撒く。

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餅つき歌  「目出たナー 目出た目出たの若松様ョー 枝も栄えてー葉も茂る」「庭にやナー、庭にや鶴亀 五葉の松 松のナー 松の根方にや おじじとおばば」「お前百まで わしや九十九まで 共に白髪のはゆるまでも」「共にナー 共に白髪じゃー まだまだおろか 石の土台がくちるまでも」
 
大杵で搗き上げる  搗き上げた餅はその場で神前に供える。神に供える餅は「おそなえ」「鏡」などといい、祝日に撒く餅は「祝い餅」などという。

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代々木の地名  古くは戦国時代まで確認されている。この地にサイカチの木が多く村人が代々生産にあたったためであるなどの説がある。この頃にはすでに村として成立していたらしい。
 

渋谷の地名  古くは塩谷の里とよばれていたが、鎌倉時代に渋谷氏がこの地を領地としこの字になったらしい。以来の名であり、江戸期には周辺が渋谷村であった。明治42年に旧渋谷町となった。

2月1日   代々木八幡宮(℡03-3466-2012) 
渋谷区代々木5-1-1(小田急線・代々木八幡駅)

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