湯島天神梅まつり

学問の神様・菅原道真を祀る湯島天満宮では道真公が愛した梅の名所として江戸時代から多くの庶民に親しまれて来たが、現在も白梅を中心に2月中旬から3月初旬にかけ境内を彩る。樹齢70~80年の白加賀(白梅)を中心に月影、豊後梅、寒紅梅など約300本の開花にあわせ、昭和33年から始まった「梅まつり」では、野点、神輿渡御、纏い行列など各種イベントが催され、都内の梅の名所として現在では毎年約45万人の人出を数える早春の風物詩となっている。

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男坂右横、女坂下の梅林 梅林らしく咲き並び人目を惹く
 
本殿横に満開の花を見せる白梅
湯島天神ならではの風景、無数の合格祈願の絵馬が梅の花に祈っているようだ
猿が輪を飛び抜けた瞬間、猿回しなんて
この前何時見たんだろう?
境内の梅の古木、この花は白加賀or月影?
 
湯島神社の梅  当神社の梅は白梅がほとんどで、泉鏡花の小説「婦系図」に登場したことで全国的に有名になった。梅の種類は「白加賀」(しろかが 白色で湯島の梅の7~8割)「月影」(つきかげ 青白) 「豊後梅」(ぶんごうめ うすピンク)「寒紅梅}(かんこうばい 紅・八重咲)「見驚梅」(けんきょうばい ピンク) 「冬至梅」(とうじばい 白・早咲き)「想いのまま」(おもいのまま 紅白の花が一本の木から咲く) 「道知辺」(みちしるべ)など。

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湯島天満宮  江戸・東京における代表的な天満宮。学問の神様として知られる菅原道真を祀っているため受験シーズンには多数の受験生が合格祈願に訪れ非常な賑わいを見せている。また、この地の梅を歌った「湯島の白梅」は戦中時の歌として大ヒットした。雄略天皇2年(458)に創建され、正平10年(1355)、菅原道真を勧請して合祀した。徳川家の崇敬を受け江戸時代には多くの学者・文人が訪れる一方、享保期には富籤の興行が盛ん(江戸の三富の一つ)になり庶民に親しまれた。平成12年に「湯島神社」から「湯島天満宮」に改称した。
 
湯島天神梅まつり見学記  湯島天神の梅が見頃だというので、神輿が出る2月28日(日)を予定していたが生憎の雨で、翌3月1日に天神様を訪れた。境内には急な階段の男坂から上がったが右手、女坂下梅林が咲き揃っているのが先ず目についた。梅まつりの期間中、土、日は数々の行事が催されるが平日は催し物は全く無く、梅見客と「合格お礼参り」と見られる若者だけが境内を賑わしていた。本殿を一回りしてみたが「白加賀」が満開で枝垂梅が少々、紅梅には全くお目にかかれなかった。もの凄い数の合格祈願絵馬が白梅の下の絵馬掛けに吊るされていて、さすが学問の神様と感心する。梅林手前の広場で太鼓の音が響き、人だかりがしているので,覗いて見ると「猿回し」だった。野生の猿を育てたそうだが、色々な芸をして周りの客から盛んな拍手を貰っていた。紅梅は盛りが過ぎたようだが、かなりの種類がある境内の梅は疎らに並んでいて梅林という感じは薄い。大きな梅林ではないが人気があるのは昔から「湯島の白梅」で知られる都心の梅まつりに加えて開花時期が受験期に重なって参詣者が多いためだろう。騒音も無く落ち着いた雰囲気の中で1本1本の梅を、眺めたりカメラに納めたり夫々が梅見をゆっくり楽しんでいた。
 
 
2月中旬~3月初旬   湯島天満宮(℡03-3836-0753
              文京区湯島3-30-1(東京メトロ・湯島)

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