善養寺の菊まつり

日本一の繁茂率を誇る“影向の松”で有名な善養寺で、毎年「影向菊花大会」が開催される。昭和43年にスタートしたこのイベントは、影向菊花会会員により育てられた菊の品評会や展示会を行うとともに、即売会も実施。色、形、スケールなど、すべての面で優れた菊が勢ぞろいすることから、毎年多くの人が訪れる。約1000㎡の境内には、高さ1.5m、直径30cmの大輪をつける“盆養花壇”や小菊を垂れ下がるように咲かせた“懸崖花壇”、菊の盆栽“盆栽花壇”、など、会員が丹精込めて育てた自慢の菊約1000鉢が展示されるが中でも造景大花壇「夢の影向菊花城」は必見のものだ。

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全長18mの造景大花壇「夢の影向菊花城」
 
盆 養・三本仕立ての大菊=高さは、花頂まで90~155㎝位 前2輪・後1輪で高い順に「天・地・人」と呼ぶ
大懸崖・断崖の上より垂れ落ちる小菊
 
影向(ようごう)の松  樹齢600年、大正15年に東京都の天然記念物の指定を受けている。繁茂面積では、日本一の松と言われている(松の種類は黒松) 影向(ようごう)とは、神仏がこの世に現れた姿のこと。東西30m、南北28m、茂っている広さが約900平方m(272坪)におよぶ。根元の幹まわり4.5m、高さ平均3m、一番高いところで8m、支柱82本。
 
善養寺  真言宗豊山派で本尊は地蔵菩薩。
奈良県の長谷寺を総本山、東京の護国寺を大本山に仰ぎ「星住山地蔵院」と号し、俗に「小岩不動」とも言われる。 今から400年程前、足利12代将軍義晴公の大永7年(1528)、京都府山城醍醐山の頼澄(らいちょう) 法師が悪夢のお告げにより、この地に下向し不動明王をまつるお堂を建てたのが始まりで、現住職は第36世になる。
 
善養寺の菊まつり  この時期、湯島天神、靖国神社、浅草寺、日比谷公園、新宿御苑など有名寺社、公園で「菊まつり」が催されるが、都心から遠く離れた江戸川のほとり善養寺の菊まつりが、多くの人を集めるのは、コンクールに凌ぎを削る影向菊花会員の優れた菊作りの技術が見事な成果となって、訪れる人々の気持ちを捉えるからであろう。1輪が30㎝以上はあると思われる大作り、一鉢に7本の大輪が咲き誇る七本立て、断崖の上より垂れ落ちるようにみせるに小菊で作られた大懸崖、菊花をあしらい盆栽風に仕立てた「盆栽作り」、中でも大菊・小菊・嵯峨菊などを巧みに組み合わせて景色や物語を表現する総合庭園・盆庭「夢の影向菊花城」は小菊約800鉢を使って作られた全長18mの造景大花壇で他の菊まつりでは滅多に見ることが出来ない素晴らしいものだ。
 
 
 
善養寺(TEL 03-3657-6692
江戸川区東小岩2-24-2(JR総武線・小岩バス→江戸川病院前

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