燕岳

Photo: Daisuke Tashiro (CC BY-SA 2.0)
北アルプスの表銀座縦走路の起点に位置する燕岳は、標高2763mの山頂付近に風化した花崗岩の奇岩が林立する独特の山容から「北アルプスの女王」と称えられる名峰です。白い花崗岩と緑のハイマツ、夏にはコマクサの可憐なピンク色が織りなす色彩は他の山にはない優美さを湛えており、初めて北アルプスに登る人にも強く勧められる山のひとつです。中房温泉を登山口とする合戦尾根は北アルプス三大急登のひとつに数えられますが、整備された登山道と適切な距離に設けられたベンチのおかげで多くの登山者が挑んでいます。
山頂直下の燕山荘は大正10年(1921年)の開業以来、百年を超える歴史を持つ日本を代表する山小屋です。石積みの重厚な建物はアルプスの山小屋を思わせる佇まいで、夕食後にはオーナーによるアルプホルンの演奏やランプの灯りのもとでの談話が登山者たちの心を和ませます。小屋のテラスから眺める夕焼けに染まる槍ヶ岳のシルエットは、北アルプス登山の最も印象的な場面のひとつです。
山頂からは槍ヶ岳から穂高連峰へと続く北アルプスの主稜線が一望でき、遠くには立山連峰や後立山連峰の峰々まで見渡せます。花崗岩が風化してできた「イルカ岩」や「メガネ岩」といったユニークな奇岩群が稜線上に点在し、高山植物の女王コマクサの群生地としても知られています。秋にはナナカマドの紅葉が花崗岩の白と鮮やかなコントラストを描き、初冠雪を迎えた晩秋の凛とした姿もまた、この山の気品を際立たせています。
見どころ・おすすめ
登山・ハイキング
北アルプスの表銀座縦走路の起点に位置する燕岳は、標高2763mの山頂付近に風化した花崗岩の奇岩が林立する独特の山容から「北アルプスの女王」と称えられる名峰です。
歴史ロマン
山頂直下の燕山荘は大正10年(1921年)の開業以来、百年を超える歴史を持つ日本を代表する山小屋です。
展望スポット
山頂からは槍ヶ岳から穂高連峰へと続く北アルプスの主稜線が一望でき、遠くには立山連峰や後立山連峰の峰々まで見渡せます。
基本情報
| 住所 | 燕岳, 安曇野市, 長野県 |
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