奈良井宿

長野県塩尻市の山あいに佇む奈良井宿は、中山道六十九次のうち最も標高の高い鳥居峠の麓に位置し、約1kmにわたって江戸時代の町並みが連なる中山道随一の宿場町です。「奈良井千軒」と称されたほどの賑わいを誇ったこの宿場は、往時の旅籠や商家がほぼそのまま残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。通りに面した二階建ての木造家屋は出梁造りや猿頭と呼ばれる独特の軒先構造を持ち、統一された佇まいが時代を超えた美しさを生み出しています。
奈良井宿は木曽漆器の産地としても名高く、通り沿いには漆器の工房や販売店が軒を連ねています。木曽檜を素地に幾重にも漆を塗り重ねて仕上げる伝統の技は、400年以上受け継がれてきた地域の誇りです。毎年6月に開催される「お茶壺道中」は、江戸時代に将軍家へ宇治茶を運んだ行列を再現した祭りで、裃姿の行列が宿場町を練り歩く光景は往時の中山道を彷彿とさせます。
宿場の南端に架かる木曽の大橋は、橋脚を持たない木造の太鼓橋としては日本有数の規模を誇り、総檜造りの優美なアーチが奈良井川に影を落としています。春は桜と残雪の山々、夏は木陰を渡る涼風、秋は宿場を包み込む紅葉、冬は雪化粧した家並みと、四季それぞれに江戸時代の旅人が見たであろう風景が今もここに息づいています。
見どころ・おすすめ
歴史ロマン
長野県塩尻市の山あいに佇む奈良井宿は、中山道六十九次のうち最も標高の高い鳥居峠の麓に位置し、約1kmにわたって江戸時代の町並みが連なる中山道随一の宿場町です。
楽しみ方
奈良井宿は木曽漆器の産地としても名高く、通り沿いには漆器の工房や販売店が軒を連ねています。
雪景色の美しさ
宿場の南端に架かる木曽の大橋は、橋脚を持たない木造の太鼓橋としては日本有数の規模を誇り、総檜造りの優美なアーチが奈良井川に影を落としています。
基本情報
| 住所 | 奈良井宿, 塩尻市, 長野県 |
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