神社・仏閣

筥崎宮

筥崎宮

Photo: Hirho (CC BY-SA 4.0)

延喜21年(921年)、醍醐天皇の勅命により筑前国箱崎に遷座・創建された筥崎宮は、宇佐神宮・石清水八幡宮とともに日本三大八幡宮のひとつに数えられる国家鎮護の社です。御祭神は応神天皇・神功皇后・玉依姫命で、筥崎の名は神功皇后が応神天皇の胞衣(えな)を箱に納めてこの地に埋め、標の松を植えたという故事に由来します。

楼門に掲げられた「敵国降伏」の扁額は、文永11年(1274年)の文永の役と弘安4年(1281年)の弘安の役における蒙古襲来の際に、御神威によって敵軍を退けたという信仰に基づくもので、亀山上皇の御宸筆と伝えられています。この扁額は武力による征服ではなく、徳の力で敵を降伏させるという意味が込められており、筥崎宮の精神を象徴しています。本殿・拝殿は天文15年(1546年)に大内義隆が再建した桃山様式の建築で、いずれも国の重要文化財に指定されています。楼門もまた文禄3年(1594年)に筑前領主・小早川隆景が建立した重要文化財です。

境内の東側に広がる「あじさい苑」には約100品種・3500株の紫陽花が植栽され、6月の見頃には色とりどりの花が境内を華やかに彩ります。「神苑花庭園」では冬のぼたんや春のシャクナゲなど四季の花々が楽しめ、境内を散策する参拝者の目を楽しませています。蒙古軍が残したとされる石碇(いかり)や元寇に関する史跡も境内に点在し、歴史の生き証人としての存在感を放っています。

毎年9月12日から18日にかけての「放生会(ほうじょうや)」は、博多三大祭のひとつに数えられる秋の大祭です。約700年の歴史を持ち、「万物の生命を慈しみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」祭りとして、参道約1kmにわたって約500軒もの露店が立ち並び、期間中は延べ約100万人の人出で賑わいます。2年に一度の御神輿行列や放生会名物の「チャンポン」(ビードロ)、「おはじき」は博多の秋の風物詩として広く親しまれています。1月3日の「玉せせり」は裸の男たちが木玉を奪い合う勇壮な新年の神事で、玉を競り取った組が「陸側なら豊作、浜側なら大漁」と占われる博多ならではの祭りです。

見どころ・おすすめ

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日本三大八幡宮

宇佐神宮・石清水八幡宮とともに日本三大八幡宮のひとつです。応神天皇・神功皇后・玉依姫命を祀る国家鎮護の社です。

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「敵国降伏」の扁額

楼門に掲げられた「敵国降伏」の扁額は蒙古襲来の際の御神威に基づくもので、亀山上皇の御宸筆と伝えられています。

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あじさい苑(6月)

約100品種・3500株の紫陽花が植栽されたあじさい苑は6月が見頃です。重要文化財の本殿・拝殿・楼門も見どころです。

基本情報

住所 筥崎宮, 東区, 福岡市, 福岡県

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