伊勢神宮 外宮

Photo: nobu3withfoxy from Iga,Mie, Japan (CC BY 2.0)
雄略天皇22年、天照大御神の食事を司る神・豊受大御神(とようけのおおみかみ)を丹波国から伊勢にお迎えしたのが外宮の創始です。天照大御神が「自分ひとりでは食事が安らかにできないので、豊受大神を近くに呼び寄せたい」と天皇の夢枕に立たれたことが遷座の理由と伝えられています。以来、内宮の天照大御神に神饌(食事)を奉る役割を担い続けてきました。
社殿は内宮と同じく唯一神明造で、20年に一度の式年遷宮によって常に清新な姿を保ちます。直近の第62回式年遷宮は平成25年(2013年)に執り行われ、隣接する新御敷地に全く同じ社殿が建て替えられました。檜の白木と萱葺き屋根の簡素にして荘厳な佇まいは、日本建築の原点とも称されます。正宮のほか、多賀宮・土宮・風宮・下御井神社の別宮が境内に鎮座しています。
毎日朝夕の二度、外宮の御饌殿(みけでん)では1500年以上にわたって一日も欠かすことなく神饌が供えられる「日別朝夕大御饌祭」が斎行されています。火鑽具(ひきりぐ)で熾した忌火で調理するこの神事は、日本の食文化の根源に触れる厳かな営みです。10月の「神嘗祭(かんなめさい)」はその年の新穀を最初に神に捧げる最も重要な祭典です。
伊勢参りは古来「外宮先祭」が習わしとされ、まず外宮を参拝してから内宮へ向かうのが正式な順序です。外宮参道にはカフェや土産物店が並び、近年は「伊勢やまだ」ブランドの発信地としても賑わいを見せています。勾玉池のほとりに建つせんぐう館では式年遷宮の歴史と技術を学ぶことができ、日本人の食と祈りの原点を体感できる聖地です。
見どころ・おすすめ
食の神・豊受大御神
天照大御神の食事を司る豊受大御神を祀ります。毎日朝夕1500年以上途切れることなく神饌を供える日別朝夕大御饌祭が斎行されています。
式年遷宮(20年に一度)
20年に一度の式年遷宮で常に清新な社殿を保ちます。檜の白木と萱葺き屋根の唯一神明造は日本建築の原点と称されます。
神嘗祭(10月)
10月の神嘗祭はその年の新穀を最初に神に捧げる最も重要な祭典です。内宮参拝前にまず外宮を参る「外宮先祭」が古来の習わしです。
基本情報
| 住所 | 〒516-0037 三重県伊勢市本町 |
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