善光寺

「遠くとも一度は詣れ善光寺」と古くからの言い伝えにある通り、信濃国善光寺は宗派の別なく全ての人に開かれた祈りの場として、日本人の信仰心の原型ともいうべき存在であり続けてきました。推古天皇10年(602年)、百済から渡来した日本最古の仏像と伝わる一光三尊阿弥陀如来を本田善光が信濃の地に遷座したのが起源とされます。この御本尊は絶対秘仏として1400年以上の間、いかなる者の目にも触れたことがない。
国宝の本堂は宝永4年(1707年)に再建されたもので、間口約24メートル、奥行約54メートル、高さ約26メートルの撞木造は東日本最大級の木造仏堂です。内陣の床下には漆黒の闇が続く「お戒壇巡り」の回廊が設けられ、壁を手探りで進み「極楽の錠前」に触れた者は御本尊との結縁が叶うと伝えられています。山門(三門)もまた重要文化財で、二階から見下ろす門前町の眺めは格別です。
数え年で七年に一度行われる「御開帳」は善光寺最大の行事で、秘仏の御本尊に代わる「前立本尊」が本堂に安置されます。本堂前に立てられる回向柱は前立本尊の右手と善の綱で結ばれ、柱に触れることで仏との縁が結ばれるとされます。直近の御開帳には数百万人もの参拝者が全国から押し寄せた。
門前の参道には宿坊39院が並び、精進料理の宿泊体験ができます。七味唐辛子の老舗「八幡屋礒五郎」は善光寺門前の名物として全国に知られ、おやきや蕎麦とともに信州の食文化を楽しめる。特筆すべきは、女人禁制が当たり前であった時代にも善光寺は女性の参詣を受け入れていたことで、「一光三尊、善男善女を選ばず」の精神は現代にまで脈々と受け継がれています。
見どころ・おすすめ
1400年の絶対秘仏
日本最古の仏像と伝わる一光三尊阿弥陀如来は1400年以上いかなる者の目にも触れたことのない絶対秘仏です。宗派を問わず開かれた祈りの場です。
国宝の本堂
宝永4年再建の国宝本堂は東日本最大級の木造仏堂です。床下のお戒壇巡りでは漆黒の闇の中「極楽の錠前」に触れて御本尊と結縁できます。
七年に一度の御開帳
数え年で七年に一度の御開帳では前立本尊が安置され、回向柱に触れることで仏との縁が結ばれるとされます。数百万人が参拝に訪れます。
基本情報
| 住所 | 〒380-0801 長野県長野市伊勢町箱清水一丁目 |
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