神社・仏閣

豊川稲荷

豊川稲荷

Photo: Lombroso (Public domain)

曹洞宗の寺院でありながら「稲荷」の名で全国に知られる豊川稲荷は、正式には妙嚴寺(みょうごんじ)といい、嘉吉元年(1441年)に東海義易禅師によって開創されました。寺の鎮守として祀られた豊川吒枳尼真天(とよかわだきにしんてん)が稲穂を荷い白狐に跨る姿であったことから、いつしか「豊川稲荷」として庶民に親しまれるようになったのです。神社の稲荷信仰とは異なり、あくまで仏法の守護神としての吒枳尼天を祀る仏教寺院である点が大きな特徴です。

総門をくぐると正面に堂々たる本殿が構え、その奥には奥の院が鎮座します。境内で最も印象的なのは「霊狐塚」で、願いが成就した信者が奉納した大小約一千体もの狐の石像がびっしりと並ぶ光景は圧巻の一言です。苔むした古い像から真新しい像まで、信仰の蓄積がそのまま形になった空間は他に類を見ません。

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康ら戦国の覇者たちも帰依したと伝えられ、江戸時代には大岡越前守忠相が深く信仰したことから江戸においても分霊が祀られました。現在の東京・赤坂の豊川稲荷別院はその流れを汲むものです。

正月三が日には約150万人もの初詣客が訪れ、愛知県内では熱田神宮に次ぐ参拝者数を誇ります。毎年11月の「秋季大祭」では稚児行列や奉納太鼓が行われます。門前町では名物の「いなり寿司」を提供する店が軒を連ね、豊川市は「いなり寿司発祥の地」を標榜。食べ歩きマップ片手に様々な創作いなり寿司を楽しむのも参拝の醍醐味となっています。

見どころ・おすすめ

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約1000体の狐の霊狐塚

願いが成就した信者が奉納した大小約1000体もの狐の石像が並ぶ霊狐塚は圧巻です。曹洞宗の寺院でありながら「稲荷」として親しまれています。

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初詣約150万人

正月三が日には約150万人が初詣に訪れます。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康ら戦国の覇者たちも帰依したと伝えられています。

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門前のいなり寿司

門前町ではご当地グルメの「豊川いなり寿司」が名物です。約130mの参道には食べ歩きが楽しめるお店が軒を連ねています。

基本情報

住所 〒442-0028 愛知県豊川市

アクセスマップ

豊川稲荷 周辺の駐車場

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