東尋坊

福井県坂井市の日本海に面した東尋坊は、高さ約25mの断崖絶壁が約1kmにわたって続く国の天然記念物です。柱状節理と呼ばれる六角形の岩柱が林立する景観は、世界でも三箇所しか確認されていない規模の地質学的奇観であり、約1,200万年前の火山活動で噴出した輝石安山岩が冷え固まる過程で生まれました。断崖の縁に立つと足がすくむような高度感とともに、日本海の荒波が岩にぶつかり砕け散る轟音が腹の底に響いてきます。
東尋坊の名の由来には、平泉寺の悪僧・東尋坊が恋敵によってこの断崖から突き落とされたという伝説が伝わっています。それから49日間、海は荒れ狂い続けたとされ、この物語が断崖に一層の凄みを与えています。遊覧船に乗れば、海上から見上げる柱状節理の壮大なスケールを体感でき、岩壁に彫り込まれた洞門や奇岩の数々を間近に観察できます。「ライオン岩」「ろうそく岩」など形状から名付けられた岩々を船上から眺めるのは、陸上とはまた違った迫力です。
崖上の遊歩道沿いには土産物店や海鮮食堂が並び、越前がにや甘エビを使った丼や浜焼きが旅の腹を満たしてくれます。東尋坊タワーからは雄島や越前海岸の全容が見渡せ、冬の荒天時に押し寄せる「波の花」は厳しい北陸の冬を象徴する自然現象です。夕陽が日本海に沈む時間帯の東尋坊は、荒々しさの中にどこか寂寥感を漂わせ、訪れる者の心に深い余韻を残します。
見どころ・おすすめ
見どころ
福井県坂井市の日本海に面した東尋坊は、高さ約25mの断崖絶壁が約1kmにわたって続く国の天然記念物です。
楽しみ方
東尋坊の名の由来には、平泉寺の悪僧・東尋坊が恋敵によってこの断崖から突き落とされたという伝説が伝わっています。
知っておきたいこと
崖上の遊歩道沿いには土産物店や海鮮食堂が並び、越前がにや甘エビを使った丼や浜焼きが旅の腹を満たしてくれます。
基本情報
| 住所 | 〒910-0062 福井県坂井市三国町米ケ脇 |
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