観光スポット

松江城

松江城

Photo: 663highland (CC BY 2.5)

島根県松江市の中心に黒い板張りの威容を見せる松江城は、慶長16年(1611年)に堀尾吉晴が5年の歳月をかけて築いた城であり、現存する12天守のひとつとして2015年に国宝に指定されました。天守は四重五階地下一階の望楼型で、最上階からは宍道湖の夕景、松江の街並み、そして遠くに大山の稜線まで見渡す360度の眺望が広がります。黒い下見板張りの外観が「千鳥が羽を広げたような」美しい屋根の曲線と相まって、別名「千鳥城」とも呼ばれています。

松江城を取り囲む堀川は築城当時の姿をほぼ完全に残しており、遊覧船に乗って約50分かけて城下を一周する堀川めぐりは松江観光の白眉です。船頭の語り口に耳を傾けながら、低い橋をくぐる際には船の屋根が下がるという仕掛けを楽しみ、武家屋敷の石垣や塩見縄手の風情ある町並みを水上から眺める趣は格別です。冬季にはこたつ船が運航され、暖を取りながら雪景色の城下町を巡るという風雅な体験ができます。

城の北側に広がる塩見縄手は、かつて中級武士の屋敷が並んだ通りで、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の旧居や武家屋敷が当時の面影を残しています。松江は茶の湯の文化が根付いた城下町でもあり、松江藩七代藩主・松平治郷(不昧公)が広めた茶道の伝統は今も市民の暮らしに息づいています。水の都の異名にふさわしく、湖と堀に抱かれた松江城は、山陰の静かな美しさを凝縮した城です。

見どころ・おすすめ

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2015年国宝指定の黒い板張り天守

堀尾吉晴が5年かけて築いた現存十二天守のひとつ。四重五階の望楼型天守は「千鳥城」の別名を持ち、最上階から宍道湖の夕景と大山の稜線を一望。

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堀川めぐりとこたつ船

築城当時の堀をほぼ完全に残す堀川を約50分で一周する遊覧船。低い橋で屋根が下がる仕掛けも楽しく、冬季のこたつ船で雪景色の城下を巡る風雅も。

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不昧公の茶の湯文化と小泉八雲旧居

塩見縄手には武家屋敷や小泉八雲旧居が面影を残します。松平治郷(不昧公)が広めた茶道文化は今も市民に息づく、水の都の静かな美しさ。

基本情報

住所 〒690-0872 島根県松江市北堀町鎮守の森散策路

アクセスマップ

松江城 周辺の駐車場

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