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奈良国立博物館

奈良国立博物館

Photo: 663highland (CC BY 2.5)

興福寺の五重塔を右手に見ながら奈良公園の木立を抜けていくと、明治の風格を纏った洋風建築が姿を現す。奈良国立博物館の本館は片山東熊が設計した重要文化財であり、その堂々たるファサード自体がすでに一つの芸術作品です。収蔵品の中核をなすのは飛鳥時代から鎌倉時代にかけての仏教美術で、薄暗い展示室に並ぶ仏像の数々は千年の時を超えてなお静かな力を発しています。

毎年十月末から十一月にかけて開催される正倉院展は、この博物館にとって最大のイベントです。天平時代にシルクロードを渡ってきたペルシャ由来のガラス器や精緻な螺鈿細工の楽器が、年に一度だけ蔵から出されて公開されます。開館前の行列は数百メートルに及ぶこともあるが、その待ち時間さえ奈良の秋の風情と割り切れるほど、展示品の持つ力は圧倒的です。

鑑賞を終えて博物館の前庭に出ると、鹿が芝生の上でのんびりと寛いでいます。展示室で目にした古代の仏教世界と、目の前の穏やかな奈良の日常が不思議と地続きに感じられる瞬間です。東大寺や春日大社へも歩いてすぐの距離にあり、博物館で得た知識を携えて実際の寺社を訪れれば、仏教美術への理解が一層深まるだろう。

見どころ・おすすめ

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正倉院展(10月末〜11月)

年に一度だけ公開される天平時代のペルシャ由来ガラス器や螺鈿楽器は圧巻。開館前の行列は数百mに及ぶこともある日本随一の文化イベントです。

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飛鳥〜鎌倉の仏教美術

片山東熊設計の重要文化財の本館に千年の時を超えた仏像が静かな力を発しています。収蔵品の中核は飛鳥から鎌倉時代の仏教美術です。

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東大寺・春日大社が徒歩圏内

前庭では鹿がのんびり寛ぐ奈良ならではの風景。博物館で得た知識を携えて実際の寺社を訪れると仏教美術への理解が一層深まります。

基本情報

住所 〒630-8211 奈良県奈良市水門町登大路

アクセスマップ

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