盛岡城跡公園

Photo: Tomofumi Sato (CC BY-SA 3.0)
盛岡市内丸に位置する盛岡城跡公園(岩手公園)は、南部藩の居城であった盛岡城の跡地を整備した市民憩いの場です。慶長2年(1597年)に南部信直が築城を開始し、三代にわたる工事を経て寛永10年(1633年)頃に完成した盛岡城は、北上川・雫石川・中津川の三河川が合流する地形を巧みに利用した堅固な平山城でした。建造物は明治の廃城令で取り壊されましたが、花崗岩を積み上げた壮大な石垣が往時の威容を物語っています。
東北の城郭に石垣が用いられること自体が珍しい中、盛岡城の石垣は三段に積み上がる圧倒的な高さと、自然石を巧みに組み合わせた野面積み・打込み接ぎ・切込み接ぎの三種の技法が見られることで城郭研究者からも高い評価を受けています。本丸跡からは岩手山の雄大な姿を正面に望むことができ、城と山が呼応する景色は盛岡を象徴する眺めです。
春には約200本のソメイヨシノとエドヒガンが石垣を淡い桃色に染め上げ、秋には紅葉が石の灰色と鮮やかな対比を見せます。石川啄木の歌碑「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心」が本丸跡に建ち、啄木が少年時代にこの城址で過ごした日々を偲ばせます。宮沢賢治もこの場所を愛したとされ、二人の文人の青春を育んだ石垣の城は、盛岡の歴史と文学の象徴として静かにたたずんでいます。
見どころ・おすすめ
城郭の魅力
盛岡市内丸に位置する盛岡城跡公園(岩手公園)は、南部藩の居城であった盛岡城の跡地を整備した市民憩いの場です。
自然を満喫
東北の城郭に石垣が用いられること自体が珍しい中、盛岡城の石垣は三段に積み上がる圧倒的な高さと、自然石を巧みに組み合わせた野面積み・打込み接ぎ・切込み接ぎの三種の技法が見られること…
桜の名所
春には約200本のソメイヨシノとエドヒガンが石垣を淡い桃色に染め上げ、秋には紅葉が石の灰色と鮮やかな対比を見せます。
基本情報
| 住所 | 〒020-0022 岩手県盛岡市内丸 |
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