観光スポット

奈良・吉野

奈良・吉野

Photo: Nankou Oronain (as36… (CC BY-SA 3.0)

奈良県中部の吉野山は、約3万本のシロヤマザクラが山肌を麓から山頂へと順に染め上げる日本随一の桜の名所です。下千本、中千本、上千本、奥千本と標高差によって開花時期がずれるため、4月上旬から下旬にかけて約一ヶ月間にわたって桜を楽しめるという贅沢な花見の山です。一目千本と称されるその圧巻の景色は、古くは「吉野の花見」として豊臣秀吉が5000人を引き連れて宴を催したほどの天下の絶景でした。

吉野山の歴史は桜だけにとどまりません。山上に建つ金峯山寺は修験道の総本山であり、その蔵王堂は東大寺大仏殿に次ぐ木造建築として圧倒的な存在感を放っています。堂内に安置される三体の蔵王権現像は、高さ約7メートルの巨像で、青黒い肌と怒髪天を衝く形相は見る者の魂を揺さぶります。源義経が静御前と別れた地、後醍醐天皇が南朝を開いた地としても知られ、吉野には日本史の転換点が幾重にも積み重なっています。

桜の季節以外にも吉野山は訪れる価値があります。夏は深い緑に覆われた山道を修験者の法螺貝の音が渡り、秋は紅葉がモミジやカエデに染まる渓谷沿いの散策が格別です。冬には雪化粧した蔵王堂が凛とした美しさを見せ、参拝者もまばらな静寂の中で修験の霊気に触れることができます。葛きりや柿の葉寿司といった吉野の名物を味わいながら、千年以上の信仰と花の記憶が織り込まれた霊山をゆっくりと歩く旅は、日本の原風景に出会う特別な体験です。

見どころ・おすすめ

?

約3万本の桜が山を麓から染め上げる

日本随一の桜の名所。下千本→中千本→上千本→奥千本と標高差で開花時期がずれ、4月上旬〜下旬の約1ヶ月間桜が楽しめる「一目千本」の圧巻の景色。

?️

金峯山寺の蔵王堂と高さ約7mの蔵王権現

修験道の総本山・金峯山寺の蔵王堂は東大寺大仏殿に次ぐ木造建築。三体の蔵王権現像は青黒い肌と怒髪天を衝く形相が見る者の魂を揺さぶります。

?

葛きりと柿の葉寿司で四季の山旅

源義経や後醍醐天皇ゆかりの歴史が幾重にも。夏は修験者の法螺貝、秋は紅葉の渓谷散策、冬は雪の蔵王堂。葛きりや柿の葉寿司が旅の味覚です。

基本情報

住所 〒630-8212 中の禰宜道奈良県奈良市春日野町入江泰吉記念 奈良市写真美術館

アクセスマップ

奈良・吉野 周辺の駐車場

イベント開催時は周辺駐車場が大変混雑しますので事前予約をご検討ください。

Google マップで周辺の駐車場を見る