神社・仏閣

箱根神社

箱根神社

Photo: Tianshu Liu tianshu (CC0)

芦ノ湖の湖面から朱色の鳥居がそびえ立つ光景は、箱根を訪れる旅人の心に深く刻まれる。天平宝字元年(757年)、万巻上人が箱根山の駒ヶ岳山頂で修行を重ね、箱根大神の御神託を受けてこの地に社殿を建立したのが箱根神社の起源とされます。御祭神は瓊瓊杵尊・木花咲耶姫命・彦火火出見尊の三柱を総称した箱根大神で、古来より関東総鎮守として東国武士たちの崇敬を一身に集めてきました。

社殿は芦ノ湖を見下ろす山腹の鬱蒼とした杉林の中に鎮座し、参道の石段は89段を数える。湖畔に立つ「平和の鳥居」は昭和27年(1952年)、サンフランシスコ講和条約締結と皇太子の立太子礼を記念して建立されたもので、湖水に映る朱と緑のコントラストは箱根を象徴する景観として広く親しまれています。宝物殿には万巻上人の肖像画や中世の古文書など貴重な社宝が収められています。

源頼朝と箱根権現の縁は深い。治承4年(1180年)、石橋山の合戦に敗れた頼朝は箱根権現の別当に匿われて九死に一生を得たと『吾妻鏡』に記されます。鎌倉幕府成立後は篤い庇護を受け、箱根路を往来する旅人の安全を見守る存在となった。

毎年7月31日の「湖水祭」では神職が御供船で湖心に漕ぎ出し、龍神に供物を捧げる古式ゆかしい神事が行われる。翌8月1日の例大祭では御神輿が湖上を渡御し、花火が夜空と湖面を彩る。隣接する九頭龍神社新宮は縁結びの御利益で若い世代に人気が高く、毎月13日の月次祭には専用参拝船が元箱根港から出航する。四季を通じて霧と森と湖が織りなす神秘の気配が、この社を訪れる人々を包み込む。

見どころ・おすすめ

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平和の鳥居

芦ノ湖の湖面から朱色の鳥居がそびえ立つ「平和の鳥居」は箱根を象徴する景観です。湖水に映る朱と緑のコントラストが見事です。

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湖水祭(7月31日)

毎年7月31日の湖水祭では神職が御供船で湖心に漕ぎ出し、龍神に供物を捧げます。関東総鎮守として1260年以上の歴史を持ちます。

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源頼朝ゆかりの社

石橋山の合戦に敗れた源頼朝が箱根権現の別当に匿われた逸話が残ります。鬱蒼とした杉林の中の89段の石段を登って参拝します。

基本情報

住所 〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根

アクセスマップ

箱根神社 周辺の駐車場

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